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穴井りゅうじ社会保険労務士事務所  
 穴井隆二  (あないりゅうじ)

  所長
プロフィール
1972年(昭和47年)12月6日生まれの47歳。熊本学園大学経済学部卒。くまもと経済・樺n域経済センター勤務を経て、2002年9月に穴井りゅうじ社会保険労務士事務所を開設。労務問題解決コンサルタントとして、「労務問題の未然防止」と「労務問題解決」に特化したサービスを提供。著書に「訴訟リスクを劇的にダウンさせる就業規則の考え方、作り方」(労働新聞社)など多数。趣味はトレイルランニング、大型バイク
「労務監査」に特化して、クライアントの働き方改革を支援
 「その会社の労務管理をみれば、会社の本質が見えてくる」と穴井代表。労務管理の内容は多岐にわたり、企業は人材不足、人材定着、人材育成、労働生産性向上、長時間労働の是正、処遇改善、職場環境の整備、女性活躍、高齢者の就業促進、外国人材の受け入れ、子育て・介護等と仕事の両立など多くの課題を抱える。まさに働く環境整備や処遇改善は会社の責務ともいえる。
 同事務所では、「労務監査」を行うことで、企業のリスクと課題を「見える化」し、重要度・緊急度に応じた労務管理の改善に向けたコンサルティングを実現している。「コンプライアンス遵守の意識が高まる中、労務管理の整備を急務としている企業が数多く存在する一方で、どのようなプロセスで取り組めばいいのか苦慮しているのが現実。労務監査をすることで、法務リスクや組織課題(採用難や離職、リーダー不足、処遇問題、業務改善など)を的確に診断することができる」と労務監査の重要性を語る。
 「企業を取り巻く労務管理の環境は新局面を迎えている。従来の売上や財務中心に目を向けた経営戦略では、衰退は避けられない。これからは『労務管理』を経営の最重要課題として位置付けることが必須。新時代の労務管理の急所は『採用・定着・人材育成』の3つです」。アドバイスだけではなく、ゴールまで導くコンサルティング手法が同事務所の特徴であり、強みだ。
〒861-4113 熊本市南区八幡6-7-43 
TEL 096(358)5555
http://www.anai-office.jp
設立/2002(平成14)年 専門分野/医療機関、介護・福祉施設、教育機関、建設業、製造業、小売業その他幅広い業界について、人事労務コンサルティング、労務監査、アウトソーシング業、労働・社会保険関係、人事・労務管理関係、人材育成、研修プログラムなど 従業員数/7人
※この記事内容はくまもと経済3月号(2020年2月29日発行分)の掲載内容です。