ドゥ．ヨネザワ企業グループ  
 米澤　誠  （よねざわ　まこと）

プロフィール

合志市出身、1976（昭和51）年4月12日生まれ、43歳。九州学院―桜美林大学経済学部卒、2年間の豪州・シドニー留学後、2001年4月�鞄d通九州入社。福岡本社、大分支社、東京勤務を経て、18年4月ドゥ．ヨネザワ企業グループおよび�鰍cＮＳの取締役経営企画室長として入社。19年6月�鰍cＮＳ代表取締役社長を経て現職。米澤義一会長の長男。趣味はサッカー、キャンプ、ゴルフ

グループ各社の強みを生かし連携強化

　「グループ各社の強みを生かし、さらなる連携強化を図っていきたい」と今後の抱負を語るのは昨年7月にグループの経営を引き継いだ米澤誠ＣＥＯ。
　特に今年5月連休明けには熊本地震で莫大な被害を受け復旧作業を続けていた 「くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース」の再開を予定している。「震災からの創造的復興のシンボルとしても、グループ全体で盛り上げていきたい」と熱意を述べる。10月には同グループがメインスポンサーの「火の国レジェンズオープン」第3回大会の開催を湯の谷コースで計画している。
　また、携帯・通信・映像・広告事業については、５Ｇが今年春からスタートすることも踏まえ、地元産業との結びつきをこれまで以上に強め、ＩＣＴソリューションの提供にも力を入れていきたいと考えている。グループ内においてもＡＩやＩｏＴなどの技術をゴルフ場や介護施設、自動車関連事業で取り入れた運営を視野にグループ各社の効率化や連携強化を促進していきたいと期待する。
　「生活に密着した生涯パートナーとして、これから20年、30年を見据え、地元熊本に根差していきたい」と米澤ＣＥＯは話す。3月には�潟~スターリースリーをグループに加えた11企業法人、１福祉法人の計12社とし、雇用面でもグループ全体で約750名が働いており、地域に大きく貢献している。
　ドゥ．ヨネザワ企業グループは事業を通じ、地域とそこに住む人々に新たな喜びをもたらす「イノベーション」の創出にチャレンジし続ける。