�潟Aルファウェーブ  
 ��木　進  （たかぎ　すすむ）

プロフィール

1978年11月7日生まれの41歳。合志市出身。東海大学第二高校卒業後、オーストラリアの「Ｒｕｓｓｏ（ロソー) ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ」に１年間留学後、2002
年アルファウェーブ設立と同時に入社。趣味は読書、ゴルフ、野球（スポーツ全般）。俳優・オダギリジョーのいとこ。座右の銘は「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」

海外戦略強化で会社の持続的成長へ

　自動車や家電分野における半導体需要の拡大を背景に事業を拡大し、創業19年目を迎える�潟Aルファウェーブ。半導体製造装置の輸出入や販売、メンテナンスに至る総合力を生かした熊本を代表する半導体分野のトータルパートナーだ。
　同社は半導体や自動車関連企業を主な顧客に持ち、日本国内のみならず、アメリカ・イギリス・アジア各国にも取引先がある。��木社長は「国内は人手不足が一段と顕著になってきており、半導体工場のオートメーション化が進んでいる。そういった動きに対応したソフト開発を含め、提案型営業に注力した事業展開が大事だ」と力を込める。昨今は、ものづくりの現場が国内から国外へシフトしているが、「今後は市場調査含めて海外へ出向く機会を増やしながらグローバル化に対応したスピーディな経営判断が必要。将来的には海外へ拠点を開設する計画で貿易事業にも注力し、熊本から世界市場へ挑戦を続けたい」と、海外戦略を強化しながら会社の持続的な成長につなげていきたい考えだ。
　高木社長は地域に対する思いも強く、２０１９年にはルーテル学院中に記念品を贈るなど、社会貢献活動にも目を向けている。「社会に必要とされるからこそ企業は存在する。今後も次世代を担う子供たちのためにできることを一企業として実践していきたい」と結んだ。