Leaders 2020熊本のトップ群像

椛蝠泄ィ流  
 藤田 章  (ふじた あきら)

  社長
前列左から2人目が一柳修一・大福物流常務、3人目が江富聡・江富運輸社長、4人目が藤田社長、5人目が木村嘉宏・サンエックス社長、6人目が宮本勝利・物流春日社長、7人目が土持公太郎・大福物流常務
前列左から2人目が一柳修一・大福物流常務、3人目が江富聡・江富運輸社長、4人目が藤田社長、5人目が木村嘉宏・サンエックス社長、6人目が宮本勝利・物流春日社長、7人目が土持公太郎・大福物流常務
プロフィール
島根県益田市出身。1945(昭和20)年10月15日生まれの74歳。島根県立益田産業高校(現・益田翔陽高校)卒業後、大阪の象印マホービン梶A一般貨物運送事業・重機運搬運送事業の渠ェ興貨物(現・潟tァミリー八興)勤務を経て、2000年大福物流入社。08年社長就任。趣味はDIY、旅行、スポーツ全般、カメラ
創業30周年、4月に硬式野球部を発足
 燃料費高騰や価格競争、慢性的なドライバー不足など、運輸を取り巻く経済環境は年々厳しさを増す中、県内トップクラスの物流会社に成長した椛蝠泄ィ流は、業界の先頭に立ち、社員の待遇改善を進めており、魅力ある会社や業界づくりへ全力を傾けている。
 今年で創業30周年の節目を迎える同社。4月には硬式野球部「大福ロジスティクス」を発足させ、今春に入社する23人の選手でチームを構成する。2月にはチームの運営会社・大福ロジスティクス鰍設立し、3月中には甲佐町内に取得した3300uの敷地に24部屋を備えた選手の寮が完成する予定だ。練習場に関しては当面、県内の公共施設などを想定している。藤田社長は「社員満足度の向上と雇用の確保が一番の狙い。物流の仕事と野球の練習を両立させ、社員の士気向上や定着率のアップにつなげていきたいと考えている。目標は5年以内の全国大会出場、また将来的には当チームからプロ選手を輩出したい」と力を込める。一方、事業的には以前から構想を練っていた福岡県への大型物流センターを今年11月めどに着工し、22年春の稼働を目指すという。
 九州全域をカバーする営業網と食品物流に特化した4温度帯のプロフェッショナル企業として事業を展開する大福物流。今年はさらなる飛躍へ重要な1年になりそうだ。

〒861-3243 上益城郡甲佐町白旗1900-1 TEL096(234)5211 FAX096(234)5212 http://www.pd-daifuku.co.jp/

創業・設立/1990(平成2)年8月 資本金/8千万円 グループ従業員/1200人(パート含む) 事業内容/一般貨物自動車運送業、倉庫業 

グループ売上高/67億7千万円(2019年4月期) 出先/甲佐営業所、熊本流通団地営業所、福岡久山営業所、福岡CVSセンター、福岡松島営業所、戸原営業所、長崎営業所、大分営業所、南九州営業所(宮ア事業所)、南九州営業所(鹿児島事業所)、御船営業所、菊陽営業所、広川事業所、粕屋営業所 グループ会社/潟Tンエックス、兜ィ流春日、江富運輸


※この記事内容はくまもと経済3月号(2020年2月29日発行分)の掲載内容です。