トップ Leaders 熊本のトップ群像 医療法人社団 世安会 くまもと乳腺・胃腸外科病院
Leaders 2020熊本のトップ群像

医療法人社団 世安会 くまもと乳腺・胃腸外科病院  
 村本一浩理事長 澤田俊彦理事・院長 柳澤克嘉理事・副院長  (むらもと・かずひろ さわだ・としひこ やなぎさわ・かつよし)

  
(前列左から)坂口潮名誉院長、村本一浩理事長、澤田俊彦理事・院長、柳澤克嘉理事・副院長 (後列左から)菊竹高志医師、稲吉厚総院長、谷川富夫副院長
(前列左から)坂口潮名誉院長、村本一浩理事長、澤田俊彦理事・院長、柳澤克嘉理事・副院長 (後列左から)菊竹高志医師、稲吉厚総院長、谷川富夫副院長
プロフィール
村本一浩:1957(昭和32)年八代市生まれ。医学博士。熊本大学医学部卒。乳腺外科担当。日本外科学会専門医、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会認定読影医/澤田俊彦:1960(昭和35)年熊本市生まれ。熊本大学医学部卒。腹腔鏡下手術を中心とする消化器外科担当。日本外科学会専門医/柳澤克嘉:1964(昭和39)年東京都生まれ。福岡大学医学部卒。麻酔・疼痛外来担当。日本麻酔科学会専門医
乳がん・消化器系疾患のプロフェッショナルチーム
 乳がんの診断・治療をはじめ、胃・大腸内視鏡検査や腹腔鏡手術、抗がん剤、分子標的治療薬による化学療法を診療の柱に開業10年目を迎えた。
 乳腺外科担当の村本理事長と腹腔鏡下手術の専門医で消化器系疾患を担当する澤田院長、麻酔科医として手
術や疼痛外来を担当する柳澤副院長、3人の理事を中心に、乳がんの権威坂口名誉院長、外科医の稲吉総院長、谷川副院長、菊竹医師による常勤6名、非常勤1名によるチーム医療で充実の診療体制を整えている。村本理事長、稲吉総院長、谷川副院長、坂口名誉院長の4名は、日本乳がん検診精度管理中央機構認定読影医に認定されている。
 3年前、乳腺外来の待ち時間対策として診察室を2室から3室へ増築、マンモグラフィを1台から2台へ増設、超音波装置(エコー)も3台から5台に増設、一昨年は最新鋭の64列CTを導入するなど、乳がんの早期発見体制の充実に継続して取り組んでいる。
 他方、消化器系疾患でも澤田院長を中心に早期の胃がん、大腸がん、胆のう、鼠径ヘルニアなどを治療する腹腔鏡下手術をはじめ腹腔鏡下手術と内視鏡治療とのコンビネーションで胃の粘膜下腫瘍(GIST)を摘出する同時手術も同院ならではの最新治療だ。
「熊本市が昨年からスタートさせた胃がん検診内視鏡検査にも積極的に対応している」と村本理事長は意欲的だ。
〒860-0812 熊本市中央区南熊本4丁目3-5 TEL096(366)1155 http://chemotopia.jp/開業/2011(平成23)年1月 診療科目/外科(乳腺・胃腸・胆のう・内視鏡)、内科(乳腺・がん化学療法・疼痛緩和)、麻酔科(ペインクリニック 医師:柳澤克嘉) 入院施設/41床(内、開放型病床5床) 診療時間/月〜金曜 午前・9:00〜12:30(受付11:30まで)、午後・14:00〜17:30(受付17:00まで) 土曜 午前・9:00〜12:30(受付11:00まで) 休診日/日曜日・祝日・第3土曜日 職員数/80人(医師7人)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2020年2月29日発行分)の掲載内容です。