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Leaders 2020熊本のトップ群像

シアーズホームグループHD  
 丸本文紀  (まるもと・ふみのり)

  代表取締役
社員のリフレッシュ空間であり情報の交流・共有空間でもある新本社ビル2・3階の事務フロアの中心に置いた「TSUDOI cafe」
社員のリフレッシュ空間であり情報の交流・共有空間でもある新本社ビル2・3階の事務フロアの中心に置いた「TSUDOI cafe」
プロフィール
熊本市出身。1955(昭和30)年5月8日生まれ64歳。済々黌高校―中央大学商学部卒。89年1月不動産業のシアーズコーポレーション設立。93年住宅建設への進出を機に「シアーズホーム」に社名変更。2002年10月共同出資で褐ァ民百貨店を設立し、くまもと阪神社長に就任。3期6年務め退任。公益財団法人オイスカ熊本県支部長。趣味は読書と仕事。座右の銘は「全力投球」
新本社ビルは“賢明なる成長”実現のインフラ
 昨年末、ショールーム隣接地に総事業費約9億円を投じた新本社ビル(建築面積1600u、4階建て、延床
面積約3900u)が完成した。
 急速な業容拡大で社屋が手狭になっていたが、新本社ビル建設の最大の狙いを「社員に働き甲斐のある職場
環境を提供すること」と丸本社長。「家を生みだす家〞としてのワークラウンジ」をコンセプトに丸本社長は大胆なフロア構成を導入した。
 2、3階の事務フロアの中心には「TSUDOIcafe」を置いた。「コーヒーでちょっと気分転換、コーヒーカップを片手にスピーディな打合せや情報共有ができるスペースがあれば仕事の効率は必ず上がる」。
 ほかにも「クリエーションラボ」「ライブラリー」と呼ぶ広く使いやすい作業空間、打合せブースの3倍増、健康に配慮した食事をリーズナブルな価格で提供する社員食堂「シアーズダイニング」、女性社員には広々としたパウダールーム(化粧室)、300人以上収容の大会議室と、社員のモチベーションを高める仕掛け〞を多彩に盛り込んだ新本社ビルには企業関係者の視察が相次いでいる。
 「社員満足が顧客満足を可能にする」と丸本社長。3年後にグループ売上高300億円達成を目標に掲げるシアーズホームグループ。丸本社長は新本社ビルを成長エンジン〞に持論とする『賢明なる成長』を目指す。
〒862-0968 熊本市南区馬渡2丁目12-35 TEL096(370)0007 https://searshome.co.jp
設立/平成元年1月17日 資本金/1億円 事業内容/注文住宅、リフォーム、不動産、環境事業、介護事業、インテリア・家具販売 役員/代表取締役 丸本文紀 ほか役員10人 従業員数/グループ総数406人(令和2年2月1日現在) 展示場・店舗/TKU住宅展示場「住まいランド」、KAB総合住宅展示場「住まいるパーク」、総合住宅展示場熊日RKK住宅展、KKT合志総合住宅展示場「アンビーハウジングパーク」、TKU八代住宅展示場、KKT荒尾総合住宅展示場NEO、KBCマイホーム展(久留米会場・ふくおか中央会場)、hit住宅展示場(久留米・香椎浜・大野城)、桧家住宅佐賀展示場、総合住宅展示場熊日八代住宅展、アクタスラボ仕様展示場(菊陽)、アクタス・熊本店、シアーズホームの住宅リフォーム専門店ジョブズ(熊本南店・ゆめタウンサンピアン店)、きたえるーむ(熊本南・福岡昭代) グループ会社/潟Wャストホーム、潟Tンタ不動産、潟Vアーズエステート、潟Vアーズファイナンス、潟Vアーズアセットビジネス、慨mart Growth
※この記事内容はくまもと経済3月号(2020年2月29日発行分)の掲載内容です。