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熊本朝日放送  
 磯松 浩滋  (いそまつ こうじ)

  代表取締役社長
(前列左から)松林洋史常務、磯松浩滋社長、岩下範之常務 (後列左から)樋口幸紀取締役、坂口正純監査役、高田徹役員待遇(同社スタジオで)
(前列左から)松林洋史常務、磯松浩滋社長、岩下範之常務 (後列左から)樋口幸紀取締役、坂口正純監査役、高田徹役員待遇(同社スタジオで)
プロフィール
熊本市出身、1955(昭和30)年4月生まれの64歳。熊本高校―早稲田大学文学部卒。78年朝日新聞社入社。ジャカルタ、パリ特派員などを経て、2002年社長室秘書部長、05月国際担当補佐06年朝日新聞アジアネットワーク事務局長、08年北海道支社長、12年九州朝日放送監査役。14年6月熊本朝日放送社長就任。趣味はゴルフ、鉄道模型製作(HOゲージ)
開局31年目、大人の局として熊本の発展に貢献
 昨年10月、開局30周年を迎えた。熊本の名所を巡る旅バラエティー特別番組を昨年12月に、2月1日には熊本城をテーマにした特番「石原良純のすごいぜ!熊本城」を放送。記念イベントでは熊本初登場の「アートアクアリウム城」( 11月2日〜1月13日開催)は幻想的な演出で人気を博し、県内開催の屋内イベント観客動員数としては過去最多と見られる21万人を集めた。1月25日
・26日にアクアドーム熊本で開催した「プリンスアイスワールド」は、荒川静香、本田武史、エフゲニー・プルシェンコ、安藤美姫、宇野昌磨ら五輪金メダリストを含むトップスケーターたちが華麗な滑りを披露、観客を魅了した。
 テレビ60年のRKKと開局30周年のKABが系列を超えたコラボレーションを組み、テレビの面白さを再発見させる「RKKAB」という斬新な展開は視聴者を驚かせた。2月1日には県知事の座を争う蒲島郁夫氏と幸山政史氏のWeb討論会を開催。両局スタッフに朝日新聞社、熊本日日新聞社の記者も加わった討論会をネットで
生中継。その後それぞれのニュース情報番組内で特集するなど、今後を見据えた新たな取り組みも注目される。
 「開局31年目。ワンジェネレーションを経た大人の局として、熊本県全域の発展に貢献したい。新しく生まれ変わる気持ちで頑張りたい」と磯松社長は表情を引き締める。
〒860-8516 熊本市西区二本木1丁目5-12 TEL096(359)1111 http://www.kab.co.jp/
設立/昭和63年12月 開局/平成元年10月 資本金/10億円 事業内容/テレビジョン放送事業 役員/代表取締役社長 磯松浩滋 常務取締役 松林洋史、岩下範之 取締役 樋口幸紀 監査役 坂口正純 従業員/86人 支社/東京、大阪、福岡
※この記事内容はくまもと経済3月号(2020年2月29日発行分)の掲載内容です。