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Leaders 2020熊本のトップ群像

九州産業交通ホールディングス  
 矢田 素史  (やだ もとし)

  社長
プロフィール
広島県福山市出身、1961(昭和36)年7月25日生まれ、58歳。防衛大学校卒、84(昭和59)年4月陸上自衛隊入隊。93(平成5)年潟Gイチ・アイ・エス入社、98(平成10)年5月関東営業本部次長、00(平成12)年5月社長室長,01(平成13)年9月人事部長、04(平成16)年11月管理部長 01(平成17)年10月九州産業交通褐レ問、同年11月25日付けで社長就任。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」「等身大の我であれ」
「サクラマチ」オープン5か月で820万人来館
 サクラマチ クマモトのオープンから5ヵ月が過ぎた。「オープン以来、2月15日現在で来館者は820万人、一日平均で5万人強。ほぼ計画通りだが、店舗によって売れ行きに差が出始めており、今年中に一部店舗の時期を見極めたリニューアルも検討中」と今後は、さらなる顧客分析で特にイベントに力を入れていきたいという。 バス事業では、規制緩和の特例法案が国会で可決する見通しとなり、県内5事業者による「共同経営」が認められ、重複路線やダイヤの調整、均一運賃、乗り合いタクシーの導入、さらには課題の乗務員不足を補う人員の融通なども可能になり経営の効率化が格段に前進するものと見られる。 地方創生事業では、上天草市に
10月にオープンした観光交流施設「ミオ・カミーノ天草」の運営を受託した。一方、阿蘇山ロープウェー建設が中止となったが、火山ガス対策を施した特別仕様の代行バスを現在開発中で、熊本を代表する観光資源への足
は確保したい。 4月から完全民間委託される熊本空港の新会社にも参画しているが、仮設ターミナルでの飲食店や物販店の運営と、今回新たに航空機へ輸送するランプバス(14台)の運行も担う。昨年末、各事業会社のトップが交代した。若く専門性の高い人材たちが、さらに次のステージを牽引していく。
〒860-0804 熊本市中央区新市街1-28 TEL096(325)8229 http://www.kyusanko.co.jp/
設立/1942(昭和17)年8月 ※九州産業交通ホールディングス鰍フ下、九州産交バス梶F旅客自動車運送事業、九州産交ツーリズム梶F旅行業、航空
代理店業、地方創生事業、九州産交ランドマーク梶Fサクラマチクマモト施設運営事業、バスターミナル事業、駐車場事業、九州産交リテール梶Fレストラン・売店事業等の14社が事業展開。 資本金/10億6,500万円 事業内容/グループ会社の事業活動の管理・支援 売上高/222億円(2019年9月期グループ連結)従業員数/1,852人(グループ全体)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2020年2月29日発行分)の掲載内容です。