�鰹ｬ竹組  
 大堂 正人  （おおどう　まさと）

プロフィール

熊本市出身、1971（昭和46）年5月10日生ま れ、48歳。済々黌高校―96年福山大学建築科 卒業後熊谷組入社。99年小竹組入社、04年取 締役、09年常務、2011年専務、14年11月15 日付で代表取締役社長に就任。趣味は読書 

次代を担う技術者の育成・活躍が企業発展へのカギ

 創業96年目を迎えた総合建設業�� 小竹組。同社は各種事前調査・企画から設計・施工の一貫体制で顧客に対応 しており、数多くの有資格者が専門 性を発揮している
。昨年は熊本地震から３年目にあたり、まだ復興需要 による引き合いが多くある中、取引先への細やかな対応で、信用信頼を積み重ねてきた。また昨年４月より施 行された働き方改革関連法案への対策、対応についても取り組み、「社員へのモチベーションを維持しつつ、世代 間の考え方の違いも考慮に入れながら、１年１年この取り組みにも前進していきたい」と考えを述べる。 　同社では若手技術者の育成に注力 しており、現在若手社員をベテラン社員にサポートさせながら、もう一つランクアップの現場管理の経験を積ま せるなど創業から培った技術力を継承するとともに、資格取得の推奨と 勉強会などを通じ、技術力向上に取り組んでいる。 　今年は熊本地震から４年目を迎え、過去他県での震災の例によれば公共投資や民間の事業所・住宅などで建て替えが落ち着きピークアウトに向かう時期。大堂社長は「一つ一つの案件に適切に対応しながら、また当社の得意分野の案件を受注に向けて努力していきたい」と語り、今後も熊本に根差す建設業者としての役割を 果たし、歩みを進めていく。