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Leaders 2020熊本のトップ群像

ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ  
 古賀 哲馬/鮫島 茂   (こが てつま/さめじま しげる)

  代表取締役社長/執行役員総支配人
古賀哲馬社長(左)と鮫島茂総支配人(右)
古賀哲馬社長(左)と鮫島茂総支配人(右)
プロフィール
こが・てつま
1953年11月1日生まれの65歳。福岡市出身。福岡大学経済学部卒。流通業を経てダイエーインターナショナルホテルズ(現・ホテルマネージメントジャパン)、ホテルセントラーザ博多総支配人、ユニマットコスモ常務取締役などを歴任し、2007年7月ニュースカイホテルに総支配人として入社。15年4月取締役副社長、17年1月取締役社長、19年6月代表取締役社長に就任。セレクトホテルズグループの専務取締役COOも兼務する

さまじま・しげる
1960(昭和35)年8月1日生まれの59歳。広島県出身。東海大学卒。1983年ANAクラウンプラザホテル広島(旧・広島全日空ホテル)入社。セールス&マーケティング部長などを歴任し、2015年6月に副総支配人兼セールス&マーケティング部長。その後、18年10月〜20年1月ま
でザ・セレクトンプレミア神戸三田ホテルの総支配人を務め、20年1月から現職
直営ホテルを開業、九州でさらなる事業展開
 今年1月にグループホテルから鮫島茂総支配人が着任し、新たな現場運営体制の強化を図るANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ。
 新型コロナウイルスへの対応も、県内のホテルではいち早く着手。従業員のマスク着用や館内消毒の実施、日本語・外国語による案内表示の設置などに取り組んでいる。こうした細かなサービスと迅速なホテル運営には、安心して宿泊してもらいたいと願う同ホテルの想いが込められている。
 また、外国人スタッフの採用にも積極的に取り組んでいる。フランスやネパール、韓国など国際的人材を確保すると同時に、既存社員の語学力強化研修にも長年取り組み続けている。
 こうした運営面の向上を図る一方、同ホテルはハード面のグレードアップにも力を注いでいる。昨年は最上級スイートルームを全面リニューアルしたほか、久留米市に直営ホテル「ザ・セレクトン久留米」を新築開業した。古賀社長は「久留米に続き、今後も直営ホテル2〜3店舗の展開を視野に九州・西日本での事業拡大を進めていきたい」と展望を語る。
 ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイは、セレクトホテルズグループの旗艦ホテルとして人材やノウハウを共有し、グループ全体をリードすると共に、熊本を代表するインターナショナルホテルへと成長を続けている。
〒860-8575 熊本市中央区東阿弥陀寺町2番地 TEL 096(354)2111 http://anacpkumamotonewsky.com/
設立/1968(昭和43)年8月27日 資本金/5,000万円 事業内容/ホテル、飲食業 売上高/24億9197万円(2019年10月期) 従業員数/248人 グループ企業/エフ・イー・ティーシステム、セレクトホテルズグループ、セレクトイン、山形グランドホテル、ザ・セレクトン・ホテルズ&リゾーツ・インターナショナル、ザ・セレクトン・ホテルズ&リゾーツ鳥栖、大館ロイヤルホテル、PT.Celecton Hotels&Resorts International、三田ホテルマネジメント、ザ・セレクトン福島 役員/代表取締役会長 中村比呂志、代表取締役社長 古賀哲馬、取締役 松本幸恵、大槻由美子、加藤和弘、監査役 中村博彦、最高顧問 櫻井孝一
※この記事内容はくまもと経済3月号(2020年2月29日発行分)の掲載内容です。