トップ Leaders 熊本のトップ群像 潟iカガワフーズ
Leaders 2020熊本のトップ群像

潟iカガワフーズ  
 中川 敬志 中川 哲也   (なかがわけいし なかがわてつや)

  会長 社長 
左から中川敬志会長と中川哲也社長
左から中川敬志会長と中川哲也社長
プロフィール
Keishi Nakagawa
熊本市出身、1962(昭和37)年3月29日生まれ、57歳。東海大学第二(現熊本星翔)高校―東海大学卒。大学卒業後、同社入社、2006年社長、16年9月から現職、趣味は魚釣り

Tetsuya Nakagawa
熊本市出身、1965(昭和40)年2月27日生まれ、55歳。熊本商科大学(現熊本学園大学)付属高校―福岡大学卒。大学卒業後、同社入社、2006年専務を経て、16年9月から現職、趣味は犬の散歩
安心・安全な食を提供し地域社会に貢献
 1964(昭和39)年の創業以来、50余年にわたり食を通じて社会に貢献できる企業を目指している潟iカガワフーズ。県産の牛・豚・鶏肉などの食肉加工・総菜・冷凍製品を製造販売し安心・安全な食の提供、付加価値のある商品開発で事業を拡大。現在、大手食肉メーカーや全国展開の有名外食チェーン、企業・病院給食向けに熊本から全国に出荷している。
 同社が力を入れるのは品質管理と商品開発。社長直轄の品質管理課を置き、日々の品質・衛生管理を徹底すると共に衛生講習会を行い社員の意識向上を図る。2016年には食品安全の国際規格ISO22000を取得。昨年は工場内の全行程を録画する最新の監視システムを導入した。今後はFSSC22000の取得やGFSIの取得に向け、国際基準の品質・生産管理体制の構築を目指している。商品開発では顧客ニーズに合わせて細かく対応。昨年は東証一部上場の食肉加工メーカーとの業務提携が実現し、さらなる事業の拡大が期待されている。また今年3月には熊本市の旧本社工場を改装し、ホルモン専門工場として稼働予定。関東圏への工場進出も視野に入れる。昨年10月は県のブライト企業にも認定。働きやすい職場づくりにも取り組んでいる。「社員一人ひとりが熱い思いを込めて技術力を伸ばし、より良い商品づくり、付加価値の高い商品開発を目指していく」と挑戦を続ける。
〒869-1102 菊池郡菊陽町原水5594 TEL 096(232)2018 https://nakagawafoods.co.jp/
設立/1968(昭和43)年6月 資本金/1千万円 売上高/34億6千万円(2019年6月) 事業内容/食肉加工卸販売業、食肉販売業食品の冷凍または冷蔵業、総菜製造業 主な取引先/大手商社・大手デパート・スーパー・外食チェーン店・生協・居酒屋など、コンビニベンダー・学校給食・病院給食・自衛隊
※この記事内容はくまもと経済3月号(2020年2月29日発行分)の掲載内容です。