��新星  
 山本 盛重  （やまもと　もりしげ）

プロフィール

水俣市幸町出身、1950（昭和25）年10月15日生まれの69歳、水俣工業高校−東京の専門学校日本工学院の電子・電気科（現在）卒、22歳時の1973（昭和48）年3月創業、74（昭和49）年有限会社新星電気に法人化、81（昭和56）年株式会社へ組織変更、2017（平成29）年8月社名を株式会社新星に変更、趣味はゴルフ、ウォーキング

総合設備業の充実を図り、さらなる飛躍へ

　１９７２年３月の創業以来、今年で
48年目を迎える老舗企業に挙げられ
る�叶V星。建物の電気設備の設計施
工会社としてスタート、近年は電気
工事に加え空調、給排水設備などの
工事も増加傾向にある。山本社長は
「昨年７月期決算は完工高が約35
億円、内訳は電気工事が約20億円、
設備工事関係が15億円でした。割合では
６対４となり、徐々に設備関係の割合
が増えつつあります。今期は工事量
が少し落ちてはいますが、前期に近い
数字は確保できそうです」と現況と
見通しを説明する。
　熊本地震から今年の４月で丸４
年。建設関連の工事も、今年３月末の
年度末で一息という状況になってきて
いる。「震災後は建築資材や人件費の
高騰がしばらく続きましたが、今は
落ち着いて来ました。半面、今年の後
半くらいから景気は後退局面が予想
されますので、十分な対策を講じて
おく必要があります」と話す。
　創業以来、従業員を��人財〞と考え
ている山本社長は、ベテランから中
堅、若手へのスムーズな業務承継を行
い人材採用・育成に注力している。「創
業50周年に向け、電気から総合設備
業へさらなる躍進を続けるためにも、
『社員一同の和』『御取引先様との和』、
景気、不景気に左右されない『堅実経
営』を基本方針として、社業の発展に
邁進します」と意気込みを述べた。