白鷺電気工業��  
 沼田　幸広  （ぬまた　ゆきひろ）

プロフィール

熊本市出身、1976（昭和51）年4月20日生ま
れの43歳、日本大学―同大大学院生産工学研
究科電気工学専攻博士前期課程修了、2001
年4月から10年6月まで東海旅客鉄道�葛ﾎ務
後、10年7月に白鷺電気工業�鰍ﾉ社長室長と
して入社、10年9月上席執行役員、11年9月
常務取締役、14年8月に社長就任、趣味はラ
グビー観戦

電気工事業で全国初の「ＤＢＪ環境格付」認定を取得

　白鷺電気工業�鰍�中核会社とする
しらさぎホールディングス�鰍ﾍ10月
29日、日本政策投資銀行（ＤＢＪ）か
ら、「ＤＢＪ環境格付」の認定を県内
では初めて、さらに、電気工事業者と
しては全国で初めて取得した。「今回
の格付では、２０１８年に竣工した本
社ビルにおいて、地中熱利用換気シス
テムなどの省エネシステムを採用。自
社の電気技術を生かしながら設備改
修を行うことで、ＢＥＬＳ（ベルス）評
価で「Ｎｅａｒｌｙ ＺＥＢ」に認定さ
れた点。全社共通の環境教育に加え、
各部でテーマを定めて勉強会を実
施。ＣＳＲ活動をＳＤＧｓに紐付け
ながら推進している点。さらに、創業
80 周年に向けた中長期計画『白鷺電
気工業Ｖｉｓｉｏｎ80』の一つの柱であ
る「社内起業の促進」のもと、事業化
に向けた目標を定めて各部の積極的
な提案を推進している点などが評価
されました」と経緯を説明する。
　また、白鷺電気工業では「ＥＶバス
プロジェクト」を独自に立ち上げた。
「ＥＶバスの特徴は��走行時のＣＯ２
排出ゼロ〞です。ＥＶバスは当社が取
り組むＳＤＧｓの目標７（エネルギー
をみんなにそしてクリーンに）に繋
がります。今後は熊本の自治体・企業
の皆様と環境問題を一緒に考え、普及
活動に努めます」と業界を代表して、
ＳＤＧｓに積極的に取り組む姿勢を
前面に打ち出し活動を展開する。