Leaders 2020熊本のトップ群像

崇城大学  
 中山 峰男  (なかやま みねお)

  学長
プロフィール
Mineo Nakayama
1947年9月22日生まれの72歳。済々黌高校 ー熊本大学工学部卒。趣味はゴルフ。71年積 水化学工業入社。80年4月に㈻君が淵学園に 入り、89年法人課長、93年熊本工業大学附属 情報技術専門学校校長、97年法人局長、03年 ㈻君が淵学園理事に就任。03年12月1日㈻ 君が淵学園理事長、崇城大学学長、㈻文徳学 園理事長就任 
情報化社会に対応した新コースに新施設も完備
 崇城大学は2020年3月から、情報 学部情報学科を「未来情報コース」、「知 能情報コース」、「電子通信コース」の3 コース編成に刷新する。それにより、I oTやAI、P2Pなどの最先端情報 技術や、情報システムの構築、各種電子 デバイスの活用技術を修得し、地域や 社会において未来の課題を解決できる 次世代の人材を地元熊本で育成し、グ ローバルに活躍させる狙い。  中山峰男学長は「グローバル化と情 報化が一層進展していくが、新しい時代 は若者が切り開いていかなければなら ない。新コースでは時代が求める知識や 技術をしっかり学べる内容にしていき たい。」と話す。2010年に外国人講師 から生きた英語を学ぶSILC(シル ク:英語学習施設)を設置。語学に加 えて未来課題解決型のグローバル人材 育成だ。  さらに、その教育施設として「IoT・ AIセンター」を完備する。そこでは、 AR(拡張現実)、VR(仮想現実)を用 いた実験やプレゼンテーションスキルが 身に付き、実践的な学びの場となる。さ らに産学官連携の場として、ICT(情 報通信技術)・デバイスの開発や運用に より、社会におけるイノベーションを起 こせる人材の育成を目指す。2014年 よりスタートした起業家育成プログラ ムでも、その力を強化できる。情報学部 以外の全学生に向けても同様に、未来 の情報化社会に対応できるデータサイ エンスの知識を提供する考えだ。 
〒860-0082 熊本市西区池田4丁目22-1 TEL096(326)3111(代表)
設立/昭和24年4月電気・電波学校創立、昭和42年熊本工業大学設立、平成12年熊本工業大学から「崇城大学」に名称変更 学部構成/工学部4 学科、芸術学部2学科、情報学部1学科、生物生命学部2学科、薬学部1学科、大学院工学研究科博士後期課程6専攻、修士課程7専攻 大学院芸術研究 科博士後期課程1専攻、修士課程2専攻 大学院薬学研究科博士課程1専攻 学生数/約3690人 大学施設/DDS(Drug Delivery System)研究所、 エネルギーエレクトロニクス研究所、SILC(英語学習施設)、衝撃先端技術研究センター、空港キャンパス 
※この記事内容はくまもと経済3月号(2020年2月29日発行分)の掲載内容です。