太陽電気��  
 田村 卓  （たむら　たかし）

プロフィール

1977（昭和52）年2月1日生まれの44歳。八代第一高校（現・秀岳館高校）―熊本学園大学商学部卒。99年太陽電気入社、2010年取締役、15年同副社長。17年社長。趣味はゴルフ

地域社会の未来へ「創造力」と「技術力」を結集

　昭和23年、熊本市万町で創業した太陽電気(株)は、70年以上にわたり地域の重要な生活インフラ整備を担い、快適な暮らしの支えとなり、社会の発展に貢献している。 
　電気工事のプロ集団として配電線工事を主軸に公共・民間問わず、管（水道）・電気通信・消防施設・施設保全工事まで幅広い業務を担う同社。数々の技術革新と挑戦に取り組み実績を積み上げ、高い信頼を獲得している。熊本市、八代、水俣、芦北、鹿児島の５拠点で優れた技能の職員が業務にあたり、令和２年７月豪雨で被災した設備関係の復旧・復興作業にも全社員一丸となって取り組んでいる。昨年には水俣市ひばりヶ丘の水俣支店の建て替え工事が完了。防災・災害対策機能も充実させたこの新拠点で、地域のさらなる安心安全を創造していく。 
　県が優れた労働環境を認定するブライト企業やよかボス企業の登録を受けている同社。近年では地域社会と従業員の幸せの実現を使命に据え、社員の福利厚生の充実や労働環境・処遇の改善、休日増など人的投資を積極的に取り組む。２０１７年に６代目社長に就任した田村社長は「先代が築き上げた技術と信頼を重んじて��自他共栄〞の精神で地域社会の未来の発展に寄与したい」としており、さらなる「創造力」と「技術力」で熊本の明日を担う。