トップ Leaders 熊本のトップ群像 シアーズホームグループHD
Leaders 2021熊本のトップ群像

シアーズホームグループHD  
 丸本 文紀  (まるもと ふみのり)

  社長
本社4階の社員食堂「SEARS Dining」で
本社4階の社員食堂「SEARS Dining」で
プロフィール
熊本市出身。1955(昭和30)年5月8日生まれ65歳。済々黌高校―中央大学商学部卒。89年1月不動産業のシアーズコーポレーション設立。93年住宅建設への進出を機に「シアーズホーム」に社名変更。2002年10月共同出資で褐ァ民百貨店を設立し、くまもと阪神社長に就任。3期6年務め退任。公益財団法人オイスカ熊本県支部長。KPB Project梶i火の国サラマンダーズ)代表取締役会長。趣味は読書と仕事。座右の銘は「全力投球」
目標は3年後、グループ売上高300億円
 コロナ禍にも拘わらず21年4月期のグループ売上高は前期比14%増の220億円を見込む。丸本社長は「3年後に300億円達成を目指す」と意欲を見せる。
 4月には福岡市の南郊、大野城市の「イオン乙金SC」内に、福岡市場初投入となるシアーズブランド「育 hug」のモデルハウス(二階建てと平屋の2棟)とショールーム「SEARS Camp」をオープンする予定。SC内への出店は初。続いて福岡市西部、PayPayドームに近い「hitマリナ通り展示場」に、福岡県内8棟目となるモデルハウスの出展を決めた。県内では、熊本都市圏東部の営業拠点を東区長嶺南に秋頃を目途に新設予定で、着々と両市場の開拓を進めている。
 今年は新たに「不動産流通専門店」の展開もスタートさせる。5月頃までに県内2(熊本市北区、荒尾市)、福岡2(久留米市、大野城市)計4店舗を出店予定で、不動産仲介をベースに新築需要の発掘につなげる。新設する熊本都市圏東部拠点にも県内3店目の不動産店舗を併設予定だ。
 コロナ環境下の業績伸長の背景には、積極的な時代対応がある。YouTubeやインスタグラムを活用した情報発信、顧客貸出用PCが200台に達するオンライン商談会の開催など、DXへの積極投資と全社を挙げた環境対応への意識改革が逆風下の成長を可能にしている。
〒862-0968 熊本市南区馬渡2丁目12-35 TEL096(370)0007 https://searshomegroup.co.jp
設立/平成元年1月17日 資本金/1億円 事業内容/注文住宅、リフォーム、公共事業、不動産、環境事業、介護事業、インテリア・家具販売 役員/代表取締役 丸本文紀 ほか役員10人 従業員数/グループ総数460人(令和2年10月時点) 展示場・店舗/総合住宅展示場:熊日RKK、熊日八代、TKU、TKU八代、KAB、KKT(合志・荒尾)、福岡3カ所、久留米2カ所 単独展示場:BASE HOUSE 365 久留米、桧家住宅 佐賀、BUERA HOUSE 嘉島、アクタスラボ仕様菊陽ほか 店舗:アクタス・熊本店、シアーズホームの住宅リフォーム専門店ジョブズ(熊本南・ゆめタウンサンピアン)、きたえるーむ (熊本南・福岡昭代) ショールーム:シアーズ(本社・八代)、ジャスト本社、サンタ本社、BASE HOUSE 365 久留米 グループ会社/潟Vアーズホーム、潟Wャストホーム、潟Tンタ不動産、潟Vアーズエステート、潟Vアーズファイナンス、潟Vアーズアセットビジネス、慨mart Growth
※この記事内容はくまもと経済3月号(2021年2月28日発行分)の掲載内容です。