中島登記測量事務所　�潟Aースデザイン  
 中島英司  （なかしま　えいじ）

プロフィール

山鹿市出身、1973（昭和48）年8月25日生まれの47歳。鹿本高校―久留米大学法学部法律学科卒。2002年土地家屋調査士試験合格、03年中島登記測量事務所開業。10年、土地の境界に関する争いを訴訟ではなく和解で解決する「民間紛争解決手続代理関係業務」を取得。11年〜14年筆界特定調査委員。趣味はゴルフ。目標スコアに向け日々奮闘中。ベストスコアは80

　熊本、福岡、佐賀を中心に九州エリアで不動産登記、測量、コンサルティングを手掛ける中島登記測量事務所。今年４月、最新鋭の測量機・３Ｄレーザースキャナーを導入する。同スキャナーは秒間数十万を超えるレーザーを照射することで、高精度な３次元座標（点群）を瞬時に取得できる測量機。これまで１カ所ごとに単点で行っていた測量を面で測量することが可能になり、３分もかからず、最大測定距離60ｍ・３６０度のパノラマ画像を生成できることが特徴だ。「複雑な現場になればなるほど能力を発揮してくれる測量機。これまで１週間かかっていた現場は１日で完了するなど、かなりの業務効率化につながる」と中島所長は自信を見せる。同測量機は、同事務所が強みとする不動産開発の計画段階から無料で土地の調査を行いプランニングする「事前プランニング」でも力を発揮。これまで平面図面で行っていた提案を３Ｄ化することでより分かりやすいプレゼンを実現し、さらなる顧客満足度向上を目指す考えだ。
　建築が不可能とされてきた土地を建築できるようコンサルティングしたり弁護士との連携で解決に導くなど、これまで数多くの難題を解決してきた同事務所。数々の解決策を見出してきた中島所長の手腕は顧客からの信頼も厚く、県内有数の登記測量事務所に成長を遂げている。今後は熊本市内への拠点開設も視野入れ、次なる事業ステージに向け邁進する。