トップ Leaders 熊本のトップ群像 且O津野建設
Leaders 2021熊本のトップ群像

且O津野建設  
 藤吉 一真 社長 西尾 剛人 会長  (ふじよしかずま にしおたけと)

  
プロフィール
西尾会長/熊本市西区河内町出身、1945(昭和20)年1月4日生まれの76歳。済々黌高校-熊本工業大学卒。「お客様の気持ちになって真面目に一生懸命取り組み、満足していただける建物をお引き渡しする」をモットーに邁進。2008年秋の褒章において黄綬褒章を受章。2000年〜08年まで(社)熊本県建設業協会建築部会(現・一般社団法人熊本県建築協会)会長。一級建築士

藤吉社長/福岡県みやま市出身、1978年4月24日生まれの42歳。熊本学園大学卒。2006年2月入社、同4月社長室長、11年11月取締役、14年11月専務取締役、16年11月代表取締役社長。一般社団法人熊本県建設業協会建伸会会長。一級建築施工管理技士
時代の変化に対応しながら常にレベルアップを図る
 建物に対する妥協なき姿勢と高い技術力で、建築工事において県内トップクラスの実績を誇る総合建設業の且O津野建設。西尾剛人会長と藤吉一真社長のリーダーシップの下、現状に満足することなく常にレベルアップを目指して前進を続けている。
 創業以来、重大事故ゼロの記録を更新し続けている同社は、現場の安全や美化に関する約束事項を記した「現場の誓い」を全ての現場に掲出し、全スタッフがこれを遵守している。これが安全で効率的な現場につながり、工期内に高品質な建物を引き渡し続けることを可能としている。昨年からの新型コロナウイルス感染症の流行に対しては、全体朝礼や施主を交えた会議、検査を一部リモート(遠隔)にするなどコロナ禍の新しい生活様式にも柔軟に対応。一方で、西尾会長がすべての現場に足を運んで進捗状況の確認や指導を行うといったルーティーンや、「現場の和」のカギとなる協力会との対面の場を定期的に持つなど、必要なピースを欠かすことはない。同社の姿勢に共感するリピーターによる特名工事も多く、「三津野ファン」は増え続けている。
 熊本県ブライト企業でもある同社は、藤吉社長が中心となって業界に先駆けて働き方改革に対応した社内体制の整備を進めるなど、新しい建設業の姿を常に模索し続けている。

862-0910 熊本市東区健軍本町23-5 TEL0963691281 https://www.mitsuno.jp/

設立/1953(昭和28)年4月 資本金/1億円 事業内容/総合建設業、一級建築士事務所、設計・施工・管理 完工高/43億円(20209月期) 従業員数/51人 2020-21年の主な施工実績/セブン-イレブン、個人住宅、HKマンション白山、阿蘇迎賓館縷々、Y'sスクエア本町南、すぎのこ保育園、北岡神社舞殿、放課後児童施設おおくすクラブ、UK DENTAL商品センター、LAPIS薬園町、二岡中学校体育館、阿蘇山上ターミナル、金峯山神社拝殿
※この記事内容はくまもと経済3月号(2021年2月28日発行分)の掲載内容です。