Leaders 2021熊本のトップ群像

叶V星  
 山本 盛重  (やまもと もりしげ)

  社長
前列が山本盛重社長、後列左から山本健吾代表取締役専務(山本社長の長男)、
前列が山本盛重社長、後列左から山本健吾代表取締役専務(山本社長の長男)、
プロフィール
水俣市幸町出身、1950(昭和25)年10月15日生まれの70歳、水俣工業高校−東京の専門学校日本工学院の電子・電気科(現在)卒、22歳時の1973(昭和48)年3月創業、74(昭和49)年有限会社新星電気に法人化、81(昭和56)年株式会社へ組織変更、2017(平成29)年8月社名を株式会社新星に変更、趣味はゴルフ、ウォーキング
創業50周年に向け、電気から総合設備業へ躍進
 熊本地震から今年4月で5年が経過する。「災害からの復旧・復興工事関連も一段落し、昨年後半から全体的
に工事量が減少してきています。加えて新型コロナウイルスの感染拡大の影響で移動制限がかかり、施主や設
計会社、大手建設会社等との打ち合わせが滞ったりしましたので、当社が抱えている設備関係の工事が延期・中
断になったケースが増えました」と現況を語る山本社長。
 同社は1972年3月の創業以来、今年で49年目を迎え、50周年を目前に控えている。県下業界でも優良企業
の一社に挙げられ、完工高は30億円を突破している。「前期決算は新型コロナの影響で、完工高が少し減少しましたが、工事の延期分や新規受注が来期以降に見込まれますので、見通しは暗くありません」と期待値を示す。
 建物の電気設備の設計施工会社としてスタート、近年は電気工事に加え空調、給排水、水道施設、消防施設
工事にも参入。「現在の完工高の割合では電気工事が55%、設備工事が45%となり、数年後は割合が逆転する
かもしれません。そのため今春は設備5名、電気2名の合計7名を新規採用します」と人材採用・育成にも注力している。
 「今後も『社員一同の和』、『御取引先様との和』、景気に左右されない『堅実経営』を基本方針として、社業発展に努力します」と述べる。

〒861-8044 熊本市東区神園2-1-1 TEL096(380)1188 FAX096(380)1133

http://wwwshinseid.co.jp

創業/1973年3月1日 設立/1974年4月17日 資本金/3,100万円 事業内容/電気設備工事、電気通信工事、空調・給排水・衛生設備工事、水道施設工事、消防施設工事 従業員数/70人 出先/芦北営業所、上天草営業所

※この記事内容はくまもと経済3月号(2021年2月28日発行分)の掲載内容です。