飯塚電機工業��  
 松尾修一社長  （まつおしゅういち）

プロフィール

熊本市出身、1973（昭和48）年11月22日生まれの47歳。熊本学園大学商学部卒、2000年同社入社、2004年社長就任、趣味・ゴルフ

災害時の早期復旧に奔走、防災拠点強化にも注力

　プラント工事や電気設備、空調・給排水衛生設備など総合設備業の飯塚電機工業�梶B電気・水・空気など生活インフラに携わる同社は、昨年の人吉豪雨による水害対応に社員一同尽力してきた。松尾社長は「災害時にはいち早く動き、早急な復旧で人々の生活を支えることが私たちの使命」と強い思いを語り、熊本地震などでの災害復旧経験を活かし、下水処理施設、銀行や商業施設の設備復旧などに奔走。また近年では高い防災機能を備える公共施設の工事も増え、県庁舎行政棟本館の電気設備改修工事、八代新庁舎の空調設備及び非常用電源設備工事、水俣市新庁舎電気設備工事など人々の安心、安全な生活を支える業務に取り組んでいる。
　昨年70周年を迎えた同社では本社屋リニューアルを実施。フリーアドレス導入など職場環境を改善。ほかにも社員の子供たちが描いたイラストを切手やラッピング車にするなど周年記念事業を実施した。また、デジタル化による業務効率化や技術力継承にも注力しており、新たなワークフローシステムで申請、決済業務を電子化するなど時代に応じた取り組みも進めている。　
松尾社長は「必要とされる会社であり続けるためには常に最良の技術やサービスを提供するとともに、お客様のニーズに沿った創意と工夫、先を見据えた提案をすることが重要」と述べ、社員一丸となり歩みを進めていく。