トップ Leaders 熊本のトップ群像 (一社)熊本県解体工事業協会
Leaders 2022熊本のトップ群像

(一社)熊本県解体工事業協会  
 喜讀 宣友  (きとく のぶとも)

  理事長
前列左から5人目が喜讀理事長
前列左から5人目が喜讀理事長
プロフィール
当協会は、建設産業の一翼を担う専門工事業者として解体工事業界の健全な発展を図り、公共の福祉増進に寄与することを目的にしています。現在は協会員27社で連携し、経営・技術の改善ならびに先進化、環境への対応、さらに今後は国土交通大臣が指定するであろう技術管理資格の「解体工事施工技士」を育成し、施工技術の向上に努めて参ります。
一丸となり、県南豪雨の復旧・復興へ貢献
 県南豪雨を受けた公費解体工事で、芦北町、人吉市、球磨郡を担当した同協会。この3自治体では指名競争入札を中心に全体における7〜8割の工事を手掛け、昨年末にほぼ完了を迎えた。「熊本地震後、県下公費解体の約8割を担当させていただいた。今回も解体工事会社としての専門性や震災で得た経験、ノウハウを生かし、県南の復旧・復興へ迅速に対応できたと思う」。喜讀理事長はこう振り返る。
 一方、県内解体業界の展望については「震災・豪雨といった災害復旧工事が落ち着き、今後の見通しは大変厳しい。そんな時だからこそ、サステナブルな組織運営を念頭に非協会員との差別化に向けた活動が重要だ」と強調。具体的には、よりクオリティの高い工事の実施を目指し、会員各社の質向上を通じた総合力強化に一層、注力する。また環境保護の観点から石綿の適正処理に取り組む中、大気汚染防止法、石綿障害予防規則の改正で今年4月から電子システムによる事前調査の届出が、また来年10月以降は資格者による石綿の事前調査が義務化される。「こういった法改正の動きを協会員に周知し、資格取得を促していきたい」(同理事長)という。
 県が掲げる創造的復興の一端を担い、地域社会に貢献し続ける熊本県解体工事業協会。今年も協会員が一丸となり、活動を促進していく。
〒862-0950 熊本市中央区水前寺6-27-20 神水惠比須ビル302号 TEL096(237)6944 FAX096(237)6945
http://www.zenkaikouren.or.jp/kumamoto/
設立/2010年10月1日 会員企業/27社 汲ィおの商会、滑誠、潟Jネムラエコワークス、級ヘ津工業、葛v環、汲ォんかい、牛K明開発、旧テ閑組、且O大、叶ャ和開発、大建工業梶A大東商事梶A拒蝸m企業、兜ス工業、葛゚見工業、東大建設梶A東陽道梶A鍋谷商会梶A給エ本コーポレーション、鰍gOUTIKU、叶ッ山商店、竃x田工業、椛O田環境クリーン、椛O田産業、蒲F栄建設、巨シ田実業、武田解体
※この記事内容はくまもと経済3月号(2022年2月28日発行分)の掲載内容です。