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Leaders 2022熊本のトップ群像

西部電気工業  
 植田 改造  (うえだ かいぞう)

  熊本支社長
熊本市北区徳王1丁目の熊本徳王ビル前で
熊本市北区徳王1丁目の熊本徳王ビル前で
プロフィール
福岡県北九州市出身、1973(昭和48)年生まれの48歳。熊本大学大学院法学研究科修了。98年西部電気工業鞄社、2017年6月総務部長、20年7月熊本支社長。趣味は旅行、書店巡り
ICTを駆使し、地域社会の課題解決に貢献
熊本市北区徳王1丁目の熊本徳王ビル前でICTを駆使し、地域社会の課題解決に貢献
電気通信設備工事やICTソリューションを通じて地域社会の課題解決に貢献する西部電気工業。同社では主力の通信キャリア事業で政府が推進する「高度無線環境整備推進事業」に伴う光開通工事が堅調。都市インフラ事業ではメガソーラー建設工事、ソリューション分野では道路交通システム関連工事や教育ICT案件などが好調となっている。
 県内では熊本地震以降、熊本市内3カ所に分散していた各組織、グループ会社を2020年10月から熊本市北区徳王に集約し、営業を開始。熊本支社ではコロナ禍においてリモートワークやWeb会議に対応する通信端末やネッワーク構築などで同社の技術力を発揮。教育ICTソリューションは昨年に続き好調で、今年度は県立高校等への導入も進めた。
 社会貢献活動では2010年の活動開始から12年目を迎えた菊池市との協働の森づくり「西部の森きくち」協定を3年間延長し、植樹活動等を通じた水源涵養や地球温暖化防止に寄与する活動を継続する。また旧熊本本社の複合ビル「SDK熊本ビル」(熊本市中央区坪井)では多くの企業が入居し雇用創出に貢献。今年3月から開催される「くまもと花と緑の博覧会」では1階ピロティを情報コーナーとして提供予定で地域の賑わいづくりに貢献する。植田支社長は「働き方、生活様式が大きく変化するなか、当社ICTの技術を駆使し、各事業部、グループ会社をあげて、皆様の生活を便利で豊かにするお手伝いをしていきたい」と意気込みを語った。
【本  社】〒812-8565 福岡市博多区博多駅東3-7-1 TEL092(418)3111 https://www.seibu-denki.co.jp/
【熊本支社】〒861-5525 熊本市北区徳王1丁目6-8   TEL096(245)6601
設立/1947(昭和22)年7月 資本金/16億円 売上高/593億円(2021年3月期連結業績) 事業内容/ICTソリューション事業、ソフトウェア開発事業、土木・情報インフラ設備事業、建築設備事業、環境プラント事業、太陽光発電事業、情報通信エンジニアリング事業等 従業員数/1,290人(2021年3月現在、連結対象会社含む) 代表者/代表取締役社長 熊本敏彦 支社・支店等/支社(福岡、長崎、熊本、鹿児島)、支店(九州・沖縄に7支店)、事業所(東京、大阪) 子会社・関連会社/西部電設梶A九州通信産業梶A九州ネクスト梶A昇建設梶A公栄設備工業梶Aひばりネットシステム梶A潟JープラザSeibu、九州電機工業梶A叶m和
※この記事内容はくまもと経済3月号(2022年2月28日発行分)の掲載内容です。