医療法人社団 鶴友会 鶴田病院  
 鶴田 克家 理事長　鶴田　豊 院　長  （つるたかついえりじちょう　つるたゆたかいんちょう）

プロフィール

1968（昭和43）年熊本市生まれ。産業医科大学卒業後、熊本大学医学部附属病院第一内科入局。熊本労災病院消化器内科、熊本大学医学部附属病院消化器内科などを経て、2007年鶴田病院内科部長兼消化器内科副部長、08年副院長、14年理事長就任。がんの早期発見に取り組むほか、人間ドックなど健診部門を担当

1972（昭和47）年熊本市生まれ。久留米大学医学部卒業後、熊本大学医学部附属病院第一外科入局。人吉総合病院外科、熊本中央病院外科、熊本大学医学部附属病院消
化器外科などを経て、2010年鶴田病院診療部長、14年院長就任。消化器系疾患及び腹水治療などのがん診療と鼠径ヘルニアや胆のう摘出術などの腹腔鏡手術を担当

総合力生かし新たな地域医療・介護サービスの開発・提供に尽力

　鶴友会は鶴田病院と介護老人保健施設メディエイト鶴翔苑、在宅総合支援センターを三本柱に、熊本市高齢者支援センター「ささえりあ保田窪」などを擁し、地域において医療・介護連携の体制構築を推進している。
　同法人ではコロナ禍の面会制限に伴う交流減少の改善を目的に、��iPad自動面会システム〞を導入、利用マニュアルをWEBサイトで無料公開している。
　同システムは、ｉＰａｄやｉｐｈｏｎｅの機器設定を工夫することで、タブレットが操作できない方でも自動でオンライン面会を実施できるというもの。
　鶴田豊院長は「手が不自由な患者様とご家族が、当システムで家族間の交流を取り戻し、幸せな最期を迎えることができたという体験を基に生まれました。人の介在を最小限に抑えて運用することができます」と説明する。
　また同法人は「在宅総合支援センター」の運営にも力を注いでいる。ここでは鶴友会の各専門職（医師・看護師・リハビリスタッフ・管理栄養士・介護福祉士・介
護士・保健師・社会福祉士・ケアマネージャー等）と関係機関とが多職種協働し、在宅に関わる医療・介護についての相談から各種サービスまで、一貫したサポー
トを提供している。
　鶴田克家理事長は「地域医療、介護の一端を担う法人として、在宅医療、介護のニーズに対応し自宅で過ごしたいと願う方々の支援を行います」と話し一層の地域医療、介護の充実に意欲を見せる。

診療科目/内科、消化器内科、内視鏡内科、循環器内科、神経内科、呼吸器内科、外科、消化器外科、内視鏡外科、整形外科、リハビリテーション科、腎臓内

科（人工透析）、緩和ケア内科、麻酔科（上妻精二）、放射線科、歯科口腔外科　病床数/105床 一般病棟50床（内、地域包括ケア病床20床）、回復期リハ

ビリテーション病棟35床、緩和ケア病棟20床　病院機能評価/3rdG:Ver1.1認定　「2020年度ブライト企業」認定、「熊本県SDGs登録事業者」