トップ Leaders 熊本のトップ群像 且O津野建設
Leaders 2022熊本のトップ群像

且O津野建設  
 社長 藤吉一真  会長 西尾剛人  (ふじよしかずま にしおたけと)

  
プロフィール
藤吉社長
福岡県みやま市出身、1978年4月24日生まれの43歳。熊本学園大学卒。2006年2月入社、同4月社長室長、11年11月取締役、14年11月専務取締役、16年11月代表取締役社長。一般社団法人熊本県建設業協会建伸会会長。一級
建築施工管理技士

西尾会長
熊本市西区河内町出身、1945(昭和20)年1月4日生まれの77歳。済々黌高校-熊本工業大学卒。「お客様の気持ちになって真面目に一生懸命取り組み、満足していただける建物をお引き渡しする」をモットーに邁進。2008年秋の褒章において黄綬褒章を受章。2000年〜08年まで(社)熊本県建設業協会建築部会(現・一般社団法人熊本県建築協会)会長。一級建築士
変化に対応しながら常にレベルアップを追い求める
 総合建設業の且O津野建設は県内建築業でもトップクラスの完工高を誇り、高い技術力とチームワークによって唯一無二の存在となっている。
 同社はマンションや教育機関、製造関連施設、セブン‐イレブンなどの商業施設、戸建住宅、公共施設など幅広く手がけており、同社の建物への真摯な姿勢は、整理整頓が行き届いた現場、後戻りのない工程、工程ごとに行う徹底した検査、必ず守られる工期という形で現れ、満足度の高い建物として結実し、多くのファンを獲得している。民間工事の多くが特名による受注で、リピート率が非常に高く、クライアントからの紹介をはじめ、評判を聞きつけて同社に建設を依頼する新規受注も多い。
近年、建設業界を取り巻く環境は激変しているが、変化への対応をさらなる成長へつなげるため、先手で対応している。2024年に建設業にも適用される働き方改革に関しても藤吉社長が陣頭指揮を執り、業界に先駆けて取り組んでいる。熊本県ブライト企業や熊本県SDGs登録制度などにも県内トップグループで認証・登録。コロナ禍が続く中でも新しい生活様式を業務に取り入れながら刻一刻と変化する感染状況にも臨機応変に対応している。西尾会長は「現状維持しようとすれば事業は衰退していく。常に数年後のことを見越して『こうありたい』という目標をつくり、ひとつずつ達成していくということを常に続けてきた。ここまでで良いというゴールはなく時代に対応しながら常にレベルアップを目指す」と語る。
〒862-0910 熊本市東区健軍本町23-5 TEL096(369)1281 https://wwws.mitsuno.jp/
設立/1953(昭和28)年4月 資本金/1億円 事業内容/総合建設業、一級建築士事務所、設計・施工・管理 完工高/46億円(2021年9月期) 従業員数/51人 2021‒22年の主な施工実績/セブン-イレブン、個人住宅、(社福)新生会グループホーム新生U、二岡中学校体育館、介護老人保健施設新清苑災害復旧工事、ユニキューブ水前寺T、熊本第一信用金庫水前寺支店、不知火小学校校舎、グランドオーク藤崎宮モデルルーム、ハートフルゆうあい災害復旧工事、くまもと中医クリニック災害復旧工事、志友会職員宿舎、櫻井精技第14組立工場、有料老人ホームメディケア癒やし京町台、サンパーク桜町南ヴィータジオーネ、特別養護老人ホーム小島苑、マイスティアFab2第二期工事、キタグチ緑川工場作業城、ゆうあいの家災害復旧工事、志友会職員宿舎B棟、たかむら耳鼻咽喉科、泗水幼稚園
※この記事内容はくまもと経済3月号(2022年2月28日発行分)の掲載内容です。