�潟Rッコファーム  
 松岡義清  （まつおかよしきよ）

プロフィール

菊池市出身、1976（昭和51）年5月7日生まれ、45歳。大津産業高校（現熊本翔陽高校）卒97年4月同社入社、2011年1月同社社長に就任。趣味はゴルフ、ジム、サウナ

４月にパン・バームクーヘン事業をスタート

　熊本県内の農業のリーディングカンパニーである�潟Rッコファームは昨年、直売所の「たまご庵」のリニューアルや同地で健康チェックを行える事業をスタート。これにより直営農場より毎日運ばれるたまごや地元地域の生産者の新鮮な野菜、加工品販売をさらに強化するとともに、お客さまの健康をたまごを通じてサポートしている。また、同社の卵を使用した他企業とのコラボ商品も複数販売するなど新商品開発にも精力的だ。
　２０２２年の新規事業としては敷地内の旧バナナ館跡地に「Ｃоｃｃоーｆａｒｍ Ｆａｃｔｏｒｙ Ｃ＋（シープラス）」を４月15日にオープンする。これは、同社の卵を使用したバームクーヘンや地域生産者のパンを販売。今後新たな事業の柱にしていく考えだ。また、鶏舎などの衛生や防疫対策強化の設備の更新を計画しており、新鶏舎完成は12月を予定。ＳＤＧｓの取り組みや動物愛護の観点からアニマルウェルフェアといった海外では主流の飼育法を行い、リーディングカンパニーとしてこれからの養鶏のあり方を示していく。
　松岡社長は「今年掲げるスローガンは『良い会社を全員で創る〜変化を意識し自発的に考動する〜』。今後はＤＸの取り組みにも力を入れ、従業員と共に地域社会に貢献する事業展開を進めていく」と思いを語る。