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Leaders 2022熊本のトップ群像

シアーズホームグループHD  
 丸本 文紀  (まるもと ふみのり)

  社長
新本社ビル2・3階フロアの壁面にはグループのマインドを掲げる
新本社ビル2・3階フロアの壁面にはグループのマインドを掲げる
プロフィール
熊本市出身。1955(昭和30)年5月8日生まれ66歳。済々黌高校―中央大学商学部卒。89年1月不動産業のシアーズコーポレーション設立。93年住宅建設への進出を機に「シアーズホーム」に社名変更。2002年10月共同出資で褐ァ民百貨店を設立し、くまもと阪神社長に就任。3期6年務め退任。(公財)オイスカ熊本県支部長。KPB Project梶i火の国サラマンダーズ)代表取締役会長。趣味は読書と仕事。座右の銘は「全力投球」
3年後の売上高300億円に向け新ステージへ
 コロナ禍、ウッドショックと逆風下にあっても着実に業績伸長を続けている。今期(2022年4月期)のグループ売上高は前期比10%増の250億円を見込む。丸本社長は「来期はいよいよ年間完工数1100棟が射程圏内」と語り、九州を代表するリーディングカンパニーとして、新たなステージに突入する。
 事業インフラ整備も目白押しだ。熊本では関連会社のサンタ不動産を移転拡張し、不動産専門店を併設する予定。本社隣接地にはデザイナーズハウスを計画。また、合志市御代志にオープン予定のTKU展示場には新規で出展。福岡地区でもhitマリナ通り展示場に新規出展する。さらに、福岡支店に次いで久留米支店を新設する計画で、福岡展開の密度を高める。また、今年は鹿児島市場の開拓にも着手する。鹿児島県庁近くのMBC展
示場にある桧家住宅展示場を譲り受け、時間をかけて軌道に乗せていく構えだ。
 一方で小国町にある3・5 haの山林を購入し、木材のサプライチェーン構築に乗り出した。山林の拡張、伐採、建築木材としての使用、植林というサイクルでカーボンニュートラルの実現を目指し、将来的には年間棟数の半分までをカバーする計画だ。持続可能な社会実現のためのESGの取り組みを通して、経営基盤の強化を図り、3年後の売上高300億円を見据える。

862-0968 熊本市南区馬渡2丁目12-35 TEL0963700007 https://searshomegroup.co.jp

設立/平成元年117 資本金/1億円 事業内容/注文住宅、リフォーム、公共事業、不動産、環境事業、介護事業、インテリア・家具販売 役員/代表取締役 丸本文紀 ほか役員10 従業員数/グループ総数520人(令和41月時点) 展示場・店舗/総合住宅展示場:熊日RKK、熊日八代、TKUTKU八代、KABKKT(合志・荒尾)、福岡3カ所、久留米2カ所 単独展示場:育hug:大野城、BASE HOUSE 365 久留米、桧家住宅 佐賀、BUERA HOUSE 嘉島、アクタスラボ仕様菊陽ほか 店舗:アクタス・熊本店、シアーズホームの住宅リフォーム専門店ジョブズ(熊本南・ゆめタウンサンピアン)、きたえるーむ (熊本南・福岡昭代) ショールーム:シアーズ(本社・八代・大野城)、ジャスト本社、サンタ本社、BASE HOUSE 365 久留米 グループ会社/潟Vアーズホーム、潟Wャストホーム、潟Tンタ不動産、潟Vアーズエステート、潟Vアーズアセットビジネス、潟Vアーズファイナンス、Smart Growth、潟Iオタ、潟潟zーム熊本、九州地所

※この記事内容はくまもと経済3月号(2022年2月28日発行分)の掲載内容です。