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城東運輸倉庫  
 下川 公一郎  (しもかわ こういちろう)

  社長
左から長男の下川雄生さん、下川公一郎社長、井上淳常務
左から長男の下川雄生さん、下川公一郎社長、井上淳常務
プロフィール
菊池郡大津町出身、1969(昭和44)年6月13日生まれの52歳。九州学院高校-九州東海大学卒。趣味はゴルフとバスケットボール。(公社)熊本県トラック協会副会長
経営基盤強化し持続的輸送サービスを提供
 トラック輸送業界を取り巻く環境は、燃料費の高騰、トラック価格の上昇、労務コンプライアンスの厳格化など、年々厳しさを増している。特に喫緊の課題がドライバーの慢性的な人手不足だ。そこで、城東運輸倉庫は労働環境の改善と福利厚生の充実に取り組み、時間外労働時間を削減し、フレックスタイムを導入。また、年間休日数の拡充にも取り組み、ここ数年で20代30代の若手社員が徐々に増加している。熊本県トラック協会の副会長も務める下川社長は「働きやすい職場環境づくりに努め、若い世代が働きたいと思えるよう魅力あるトラック輸送業界を目指す」と表情を引き締める。
 プロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」のスポンサーを務める同社は、25tトラック3台のボディに、同チームキャラクターの「ぼるたん」などをプリント。バスケットボールカラーのオレンジを配した大型トラックが全国を駆け巡り、チームの認知度向上に貢献している。
 トラック輸送と倉庫業を半世紀以上に渡って展開している同社。現在は太陽光発電や不動産経営にも事業領域を拡大しており、熊本市中央区神水に7階建て賃貸マンションを建設中で、3月末に完成する。経営の多角化で経営基盤強化に取り組み、安全かつ品質第一主義で持続的な輸送サービスを提供していく。

869-1217 菊池郡大津町森831-1 TEL0962930700 FAX0962938676 http://www.jotoh-gp.com

創業/1964(昭和39)年2 設立/1971(昭和46)年3 資本金/1,000万円 事業内容/IC関係精密機器輸送、一般貨物輸送(青果物・飼料・肥料・米・ビニール・ダクト他)、電柱および重量濶大品輸送据付、碍子、電機製品輸送、自動車部品輸送、アルコール製品輸送、農業用機械輸送、常温および低温倉庫業 倉庫面積/11,000u 関連会社/城東物流システム

※この記事内容はくまもと経済3月号(2022年2月28日発行分)の掲載内容です。