学校法人熊本学園・熊本学園大学  
 目黒 純一／細江 守紀   （めぐろ じゅんいち／ほそえ もりき）

プロフィール

めぐろ・じゅんいち
1940（昭和15）年11月23日生まれ、81歳。北海道出身。熊本商科大学（現・熊本学園大学）商学部商学科卒。63年熊本振興�梶i現・熊本ホテルキャッスル）入社。67年熊本商科大学・熊本短期大学（現・熊本学園大学）事務局に入職。92年総務部長、96年事務局長、2004年学校法人熊本学園常務理事などを歴任し、15年11月第9代理事長に就任

ほそえ・もりき
1945（昭和20）年12月1日生まれ、76歳。福岡市出身。九州大学理学部･経済学部卒ー同大大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。八幡大学（現・九州国際大学）法経学部助教授、九州大学経済学部教授、大学院経済学研究院長などを歴任し、09年定年退官、名誉教授。同年4月熊本学園大学経済学部教授･大学院経済学研究科教授として着任し、12年経済学部長などを経て、20年8月学長に就任

創立100周年のグランドデザインを基に

　今年５月に創立80周年を迎える学校法人熊本学園。東洋語学専門学校として１９４２年に開学して以来熊本学園大学は、９万８千人を超える卒業生を輩出し続けてきた。
　「学生、教職員、地域との連携を図りながら、80周年の先にある１００周年を見据え大学のさらなる活性化に努めていきたい」と目黒理事長、細江学長は声を合わせる。昨年策定した１００周年に向けたグランドデザインを基に、Ｓｏｃｉｅｔｙ５.０に対応した文理融合型教育の推進をはじめ、私費留学生や県外からの学生受け入れの促進、さらに社会人の学び直しの場として「リカレント教育」の充実を図り、１００年続く地域に根ざした魅力ある大学の礎構築に取り組んでいる。
　91万冊の蔵書を有する西日本有数の図書館では、アクリルパーテーションを設置するなど新型コロナウイルス対策が施され、知の宝庫として安心して学びを深めることができる。また、学生が語らい、成長できる環境整備を目指し、学生食堂を改装し、リモート授業などにも活用できる電源やパーテーションを完備。コロナ禍においても大学独自の感染症拡大防止に向けた行動指針を策定し、持続可能な大学運営に努める熊本学園大学。今後も「学生第一主義」を掲げ、教育改革に取り組み学生の夢の実現に向け、発展し続けていく。