�渇ﾍ田印刷  
 河田 猛宏  （かわた　たけひろ）

プロフィール

熊本市東区出身、1987（昭和62）年2月8日生まれの35歳、亜細亜大学経済学部経済学科卒業、2009年4月東京の水上印刷�鞄�社、その後12年4月�渇ﾍ田印刷に入社、19年6月専務取締役、20年6月社長に就任。趣味はゴルフ

新たに工場を増築、封入封緘機を導入し、DM・発送事業に進出

　１９６３（昭和38）年の創業以来、今年で59年目を迎えた河田印刷。時代の流れとともに先進の印刷技術を活
用し、多岐に亘る分野の経営戦略や販売促進のサポートを続けてきている。「今年の当社のスローガンは『チャ
レンジ』です。営業部門、制作部門ともども、１年間新しいことにチャレンジすることを強く進めていきます」と話す。
　同社は２０１７年に大型設備投資として「Ａ全ハイブリッドＵＶ印刷機」と「断裁機」を２台導入したのに
続き、昨年12月には事業費６０００万円をかけ第３工場を増築、最新式の高速自動封入・封緘機を導入した。
「最大の特長は封入・封緘作業の自動化が図れた点にあり、スピードアップにも繋がります。これによりデザイ
ン、印刷、仕上げ、仕分け、発送まで一貫して自社でできるためのワンストップサービスが実現できました。ま
た、当社はプライバシーマーク（Ｐマーク）も取得していますので、封筒への宛名印字もできますから、ぜひご利用してほしいですね」と他社との差別化を説明する。
　斜陽産業と揶揄される印刷業界の中で、常に原点となる「お客様第一主義」を掲げ、スピードアップ、品質向
上、生産性の向上を図り、県内の印刷業界では数少ない「ワンストップサービス」を実現した河田印刷の飛躍に
期待がかかる。