Leaders 2022熊本のトップ群像

光進建設  
 井上 弘太郎 近藤 誠也  (いのうえ こうたろう こんどう せいや)

  社長 副社長
左から井上弘太郎社長、近藤誠也副社長
左から井上弘太郎社長、近藤誠也副社長
プロフィール
井上社長
 球磨郡多良木町出身、1959(昭和34)年7月24生まれの62歳、九州東海大学(現・東海大学九州キャンパス)工学部建築学科卒業、88年5月光進建設鞄社、93年取
締役、97年常務取締役、2001年取締役副社長、11年6月に代表取締役社長に就任

近藤副社長
 熊本市出身、1961(昭和36)年6月10日生まれの60歳、熊本商業高校卒、1980年〜2015年まで熊本銀行に勤務、15年光進建設鞄社、常務取締役を経て16年に取
締役副社長に就任
建設業界トップのリーディング企業へ
 熊本の総合建設業のトップ企業として飛躍し続ける光進建設。昨年も独立行政法人国立病院機構熊本医療センター病院増改修整備、JAかみましき益城支所新築、熊本日産自動車本社新築などの公共・民間建築工事から、土木工事ではNEP大津町太陽光発電所、九州中央道
西原地区改良12期工事などを施工した。
 井上弘太郎社長は「現在も大型物件として(仮称)熊本市新市街ホテル・店舗複合開発プロジェクトの建設を行っています。本事業は熊本市が進める「まちなか再生プロジェクト」第一号案件として地上十二階・客室三八〇室を備えるホテル・店舗複合施設です。賑わいや防災性を高め、熊本地震からの創造的復興の一端を担って参ります。工事にあたっては施主様や協力会「太樹會」からの強力なバックアップに感謝しています」と謝辞。
完工高も順調に推移している。
 井上社長は「建設業界は大工や左官さんなど職人さんの高齢化、現場監督などの技術者不足は当社も含め、多くの企業の悩みの種です。私も協会の役員として2月に小学生を対象にWEB授業にて建設業の良さをPR、将来的に建設業への入職へ繋がる活動を開始しました」
と新たな取り組みを紹介した。
 一方、熊本の建設業発展のためには、官民含めて大型工事の地元発注の嘆願も忘れていない。「地元企業への工事発注(JV含む)は、県を含めた各自治体および
民間の発注者へ恩恵が必ず返ってきます」との訴えも続けていく。
〒861-8035 熊本市東区御領2-28-1 TEL096(380)1231 http://www.kosin-k.co.jp
創業・設立/1964(昭和39)年6月 資本金/8,000万円 事業内容/総合建設業 従業員数/73人(1月末現在) 出先/人吉支店(球磨郡町村7営業所) 関連企業/光進商事梶A褐進会介護(有料老人ホーム大寿園)、社会福祉法人光進会(養護老人ホーム光進園、よろこび保育園、第二よろこび保育園、特別養護老人ホーム喜寿園、グループホーム光喜園、グループホーム第二光喜園)、医療法人社団光進会(光進会クリニック)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2022年2月28日発行分)の掲載内容です。