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Leaders 2022熊本のトップ群像

ネイチャー生活倶楽部  
 冨田祐次郎 垂見和子  (トミタ ユウジロウ タルミ カズコ)

  社長 理事長
プロフィール
冨田 祐次郎
熊本市出身。1957年12月7日生まれ。大卒。ハウスメーカーから、2007年ネイチャー生活倶楽部監査役を経て、2015年代表取締役に就任
垂見和子
菊池市隈府出身。1956年3月2日生まれ。熊本県立女子大学文学部卒(現熊本県立大学)。1996年8月潟lイチャー生活倶楽部設立。ビスネット主催、消費生活アドバ
イザー、「なっとく!企業」認定。趣味は三味線
熊本発SDGsナンバーワンを目指して
 「自分たちが抱える髪・肌・全身の悩み〞使うものに抱いてきた不安や疑問〞自分たちでどうにかしたい」とネイチャー生活倶楽部を立ち上げ、全国の専門家・開発者、生活者と原因追究から、解決策となるシャンプーや石鹸の開発まで行い、20品目の商品を創作。コロナ禍でも固定会員離れはなく堅調。
 昨年には足かけ15年で「歯みがき」が完成。「これで生活必需品は揃った。これからは容器や原料、環境に負荷をかけないことをさらに考えて行く。SDGs(持続可能な開発目標)は、元来の私たちの活動のベースですが、地球の危機的状況が加速していることをひしひしと
実感。メーカーと生活者がタッグを組んで変えていかなくては」と意気込む。
 30年前の立ち上げ当初から、外装箱なし。河川分解の確認やバイオマス100%容器への切り替えを行ってきた同倶楽部。 「気候変動などの根本原因は私たち
人間。なぜそうなったのか、自分ごととして考え、皆で未来をつくっていきたい」と会報誌でも啓発。信頼関係が構築出来ている会員を中心に、容器包装な
どの見直しプロジェクトも進行中。
 4月16日には発起人の垂見和子理事長の呼びかけで有志メンバーと「くまもと地球会議」を開催予定。熊本発のSDGs活動をリレー形式で提言する。垂見理事長は「熊本の産官学民を繋げ、SDGsを推進してきたい」と意欲満々。
〒862-0954 熊本市中央区神水2-7-10 TEL096(386)0030 http://www.nature-life-club.co.jp
創業/1995年4月 設立/1996年8月 資本金/1,000万円 事業内容/シャンプー・化粧品等生活必需品の商品改善・開発・提供 従業員数/15人
※この記事内容はくまもと経済3月号(2022年2月28日発行分)の掲載内容です。