�潟激Cメイ藤井  
 藤井章生  （ふじい　あきお）

プロフィール

熊本市出身、1966年5月30日生まれの55歳。熊本高校―早稲田大学商学部卒。旧日本長期信用銀行、西日本リース興発�葛ﾎ務を経て、2001年に�潟激Cメイ藤井入社、04年専務、06年9月に社長就任。趣味は音楽鑑賞

知的生産の森「ＧＲＩＰ」、9月下旬完成へ

一昨年の創業１３０周年事業の一環として着手した熊本本店の建て替え工事も９月下旬の完成に向け順調に
進んでいる。「知的生産をサポートする」を経営理念とする同社のニューオフィスの新コンセプトは「知的生産の森」。みどり豊かな森のように快適で、樹木がもくもくと生い茂るようにアイデアと活力が沸き上がる場とし
て、Ｇｒｅｅｎ Ｒａｉｓｅ Ｉｎｔｅｌｌｅｃｔｕａｌ Ｐｒｏｄｕｃｉｏｎと英訳し、ＧＲＩＰ（グリップ）と表現した。昨年７月にはＧＲＩＰ大分が、８月にはＧＲＩＰ福岡がオープンしている。新熊本本店は、鉄骨３階建てで現本店と同規模（延べ床面積約２千�u）。「ＤＸやＳＤＧｓ、テレワーク、健康経営などへの対応を網羅し、なおかつ熊本らしさも表現できたら」とＧＲＩ
Ｐ熊本のフロア構成を最終調整中だ。　中期経営計画「ＲＥ‐ＭＯＤＥＬ２０２０」下の各事業部門の状況は、洋紙、文具事務用品部門がコロナ禍で苦戦しているが、ビジネスソリューション事業部は、ギガスクールやテレワーク需要で堅調に推移。文具メーカー部門では「ケプト」というクリアペンケースがインスタ映え商品として人気。ドローン事業も２期目で黒字化、今後、農業分野でも期待できるという。「新本店完成を機に、ＤＸ時代の新しいオフィスのあり方を実感していただきたい」と語る。