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熊本県民テレビ   
 塩野弥千夫  (しおの やちお)

  社長 
プロフィール
神奈川県藤沢市出身。1959(昭和34)年3月20日生まれ62歳。明治大学法学部卒。82年4月日本テレビ放送網鞄社、2003年6月営業局CM部長、09年6月営業局関西支社長兼営業部長、12年6月総務局次長兼総務部長、14年6月営業局長、16年6月総務局上席出向局長・鞄本テレビワーク24へ現職出向、17年6月総務局執行役員・同。18年6月褐F本県民テレビ代表取締役社長就任
開局40周年、「テレビの先へ進む」
4月1日、開局40周年を迎える。昨年から「熊本を一番、輝かせ、県民を一番、幸せに。」をスローガンに「KKTくまもとファースト〞宣言」を掲げている。
40周年の企画としては在熊ローカル局初の映画製作に挑戦する。同局が20年以上にわたって取材を続けてきた大家族・岸さん一家をあらためて見つめ直した作品で、熊本を皮切りに全国でも上映する。また、新たな局キャラクターの誕生やイベント、番組など仕込みの真っ最中。バンテリンレディスは観客の上限を設け開催する方針だ。
 番組面では、「カジサックのゴールデンじゃないと!」や大津高校のサッカー決勝進出で特別番組を組むなど盛り上がり、夕方ベルト番組も「てれビタevery.」にリニューアルした。
年間視聴率では3冠王を達成、年度でも連覇を狙う。今秋には「笑点」の公開収録も予定している。
 一昨年からは県内の報道機関としては初めて国連が主宰する「SDGsメディア・コンパクト」に加盟、「てれビタevery.」内で「未来のカタチ」という企画を展開し、啓発を図っている。 「ネットとの共存、新しい配信の形など時代が求めるTVの在り方を模索している。40年を経て、人材も入れ替わる。次代を担う新しい感性〞の人材を育てなければ」とテレビ
の先へ進む〞地元局を目指す。
〒862-8504 熊本市中央区大江2丁目1-10 TEL096(363)6111 https://www.kkt.jp
設立/1981(昭和56)年11月26日 開局/1982年4月1日 資本金/20億円 事業内容/民間放送業 売上高/51億2500万円(21年3月期)役員/代表取締役社長 塩野弥千夫 専務取締役 杉本敏也、永田広道 取締役 河村裕二、平田毅、林明彦 常勤監査役 大久保龍二 従業員数/86人 支社/東京、大阪、福岡 関連会社/鰍jKTエンタープライズ、鰍jKTイノベート
※この記事内容はくまもと経済3月号(2022年2月28日発行分)の掲載内容です。