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Leaders 2023熊本のトップ群像

泣Tンアイ商事  
 石橋 陽介 石橋 裕司  (いしばし ようすけ いしばし ゆうじ)

  社長 専務
植木町の本社事務所で社員と。前列左から3人目が石橋専務、4人目が石橋社長
植木町の本社事務所で社員と。前列左から3人目が石橋専務、4人目が石橋社長
プロフィール
熊本市出身。1980年3月16日生まれ、42歳。熊本学園大学付属高校‐Australian College of Language Academy卒。2002年入社、10年から現職。趣味はゴルフ、サーフィン、タイラバ、ジギング

熊本市出身。1984年9月27日生まれ、38歳。鹿本商工高校卒。2011年入社、17年から現職。趣味はゴルフ、サーフィン、サッカー
主力の梱包材卸が好調、売上は過去最高に
 県内の大手メーカーを主要顧客に持ち、梱包・包装資材、物流関連製品の総合卸会社として創業47年を迎える同社。リーマンショックや新型コロナ禍を乗り越え、今期の売上高は半導体関連企業向けの梱包材卸が好調で過去最高となる5億円の突破を見込む。「仕入先、社員、お客さまに喜ばれる三方良しの実現が目指すべき企業像。昨今のインフレに負けない賃上げをはじめとした待遇改善へ経営努力を重ね、強い会社を築いていきたい」。石橋社長はこう語る。一方、営業を統括する石橋専務は「他社との差別化戦略として規格品ではなくプラダン加工品や別注台車といった特注品の販売に注力している。短い納期にも対応できる別注サイズのポリ袋を自社で製造できる点も強みだ」とし、今後はTSMC熊本進出の動きを追い風に営業活動のさらなる強化を目指す考えだ。
 社名の「サンアイ」(=三愛)には「家族を愛し、地元を愛し、仕事を愛す」という理念が込められているという。石橋社長は「このビジョンを次世代へ引き継ぎながら社員が働きやすい企業を作っていくことが使命だ」と力を込める。地域で開かれる子供関連イベントに広告協賛するなど、地元の植木町に目を向けた活動にも力を入れる同社。今後も若き石橋社長と石橋専務の二人三脚による経営で、地域社会から必要とされる企業価値を創造していく。
〒861-0136 熊本市北区植木町岩野538-2 TEL 096(272)5759 FAX 096(272)5793 創業/1976年 設立/1986年 資本金/300万円 事業内容/ポリフィルム製造、包装・梱包資材卸売 売上高/4億3千万円 社員数/13人
※この記事内容はくまもと経済3月号(2023年2月28日発行分)の掲載内容です。