��テクサーブ  
 ��木　進  （たかぎ　すすむ）

プロフィール

1978年11月7日生まれの44歳。合志市出身。東海大学第二高校卒業後、オーストラリアの「Russo（ロソー） institute」に１年間留学。趣味は読書、ゴルフ、野球（スポーツ全般）。俳優・オダギリジョーのいとこ。座右の銘は「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」

半導体業界の一翼担い創業35年

　今や世界を変革するビジネスと言っても過言ではない半導体業界。その一翼を担っているのが、熊本市に本社を置く�潟eクサーブだ。
　今年で創業35年を迎える同社。国内の大手電機・自動車メーカーや海外にも取引先を持ち、半導体の販売・保守・保全を手掛ける総合的なソリューションパートナーとして確固たる地位を築いている。今期のグループ年商は世界的な半導体不足を背景に各拠点で営業活動を推進し、過去最高の38億円を見込む。また会社の持続的成長へ重点的に取り組むのが人材の確保と育成だ。同社では装置の販売・メンテナンスなどに従事する営業職や技術・事務職を毎年５〜10人採用していく計画で、知識がなくても入社後に学べる教育体制の充実も図っているという。��木社長は「待遇面は同業他社の中では高いレベルと捉えている。自社の強みと魅力ある企業づくりを学生にPRし、志望者の確保につなげたい」と語る。一方、中期経営計画では人員の増強で手狭になりつつある本社の移転を構想として描いている。
　「海外現地法人の設立を視野に入れており、英語に堪能な社員の確保も重要だ」と語る��木社長。九州・熊本の地で半導体関連産業集積の動きが大きくクローズアップされている今、同社はグローバル水準の経営体制を構築していく考えで、その視線は常に熊本から世界へと向いている。