�潟�ネザワ  
 米澤 房朝  （よねざわ ふさとも）

プロフィール

合志市出身、1944(昭和19)年2月1日生まれ、79歳。鎮西高校卒。趣味は仕事。座右の銘は｢冬来たりなば、春遠からじ｣。何事にも良い時とそうでない時がある。前向きに考えながらも、良い時に有頂天にならず、また冬があるということも忘れてはいけない。 自分に対する応援の言葉であり、戒めの言葉でもある

「創業は易く守成は難し」

　コロナ禍や物価高騰など景気の浮き沈みが激しく先が読みにくい時代。�潟�ネザワの米澤房朝社長は 『創業は易く守成は難し』の言葉を胸に「何事も新しいことを始めるのは簡単だが、始めたことを継続的に守っていくことは難しいもの。厳しい時期こそお客さまの目線を大切にし、事業を進めていきたい」と話す。
　地域に密着しながら視聴覚の専門店として九州・山口各県をはじめ、北は宮城県仙台市まで２００店舗以上を展開する同社は、創業以来、常に眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器、福祉機器を人が日頃から身に付ける大切な医療器具として考え、 信頼できる高い品質とサービスの提供を続けている。創業50年を目前に 「もう一度原点に戻り、改善、工夫を凝らしてこつこつと事業に取り組んでいきたい」 と堅実な姿勢で熱意を見せる。
　また、時代が日々変化していくなかで、事業そして人を守っていくためにも、職場環境のさらなる向上にも力を注ぐ同社。経済的な収入、持続可能な安定性、組織内の良好な人間関係、この３点を重視して、「ヨネザワ」 の企業価値創造に努めていきたいと戦略を練る。
　今年は、昭和57年に創業した洗顔石鹸および化粧品販売の�潟\フィール（熊本市東区健軍３丁目） の経営をリードし、新たな事業にも挑んでいく。