寺原自動車学校  
 片桐英夫  （かたぎりひでお）

プロフィール

熊本市中央区坪井出身。1964（昭和39）年12月29日生まれの58歳。済々黌高校ー明治大学政経学部卒。熊本県指定自動車教習所協会副会長。明治大学校友会熊本県副支部長。趣味はバイク、カメラ、読書

「テラバル3.0」新時代への進化を目指す

　「エンジョイ！ルール＆マナー」をモットーに、入校者数県下ナンバーワンの寺原自動車学校。少子化の影響で県内全域の普通車入校者数がこの四半世紀で１万人以上減少するなか、同校では昨年１年間の普通車入校者数が27年ぶりに3000人を突破した。さらに、コロナ禍のバイクブームもあり、バイク免許取得者数は10年前に比べて約２倍に増加。全車種においても過去最高レベルの入校者数を維持し、Ｖ字成長を続けている。
　楽しく学ぶ環境づくりに取り組む同校では、アメリカ西海岸・カリフォルニアのような教習コースから学科を学ぶ教室に至るまで、オシャレな空間の各所に人を楽しませてくれる工夫が施されている。
　また、寺原自動車学校では楽しく働きやすい職場づくりにも「エンジョイ」の理念が生きている。21年には、同社の「企業主導型保育園」設置をはじめ子育て支援などの取り組みが評価され、熊本県の「よかボスアワード」を受賞。仕事とプライベートの充実を図り、ライフプランを描くことができる、エンジョイ企業を目指す。
　今年は、「テラバル3.0」をスローガンに、「さらなる環境整備と職員のレベルアップに取り組み、将来のビジネスチャンスを見据えた土台固めを進め、新時代へ の進化にチャレンジしていきたい」と片桐社長は意欲を見せる。