太陽電気��  
 田村 卓  （たむら　たかし）

プロフィール

1977（昭和52）年2月1日生まれの46歳。八代第一高校（現・秀岳館高校）―熊本学園大学商学部卒。99年太陽電気入社、2010年取締役、15年同副社長。17年社長。趣味はゴルフ

技術革新に挑み地域社会に貢献

　熊本市中央区に本社を構え、八代、水俣、芦北、鹿児島に支店・営業所を持つ太陽電気(株)は、南九州を中心とした地域で日常生活に欠かせないインフラ整備を担い、社会の成長と発展に貢献している。
　居住用や商業用の電力・照明・配線、防災システムなど幅広い業務で高い技術力を発揮している同社。日常生活に不可欠なエレクトリック・サービスを提供する専門家集団として、最新の設備・技術を活用したエネルギー効率が高い施工を手掛けている。これまでの業務実績には熊本を代表する施設の名前が軒を連ね、また、安全に関する厳格な基準を守り、最高のサービスを提供するための研修もたびたび実施。さらなる技術革新に挑み、信頼と期待に応える構えだ。
　同社がいま注力しているのが、労働環境や福利厚生の充実といった社内環境の整備。昨年はインフラ手当として全社員一律１万円のベースアップを行ったほか、休日数の増加、各種手当の充実など人的投資を推進している。さらには健康経営も実践する計画があり、残業時間の削減を図るとともに、ヘルスケアアプリと連動した保険商品の導入を通じて社員の健康を守っていく考え。「処遇改善の一環で、事務所の建て替えも予定している。電気工事業の人手不足が進む中、社員に安心して長く務めてもらえる環境を率先して整備する必要がある」と田村社長は強調する。