光進建設��  
 井上 弘太郎・近藤 誠也・井上 雄一朗  （いのうえこうたろう・こんどうせいや・いのうえゆういちろう）

プロフィール

井上社長
球磨郡多良木町出身、1959（昭和34）年7月24生まれの63歳、九州東海大学（現・東海大学九州キャンパス）工学部建築学科卒業、88年5月光進建設�鞄�社、93年取締役、97年常務取締役、2001年取締役副社長、11年6月に代表取締役社長に就任
近藤副社長
熊本市出身、1961（昭和36）年6月10日生まれの61歳、熊本商業高校卒、1980年〜2015年まで熊本銀行に勤務、15年光進建設�鞄�社、常務取締役を経て16年に取締役副社長に就任
井上社長室室長
熊本市出身、1993（平成5）年10月7日生まれの29歳、熊本マリスト学園中学校・高等学校、近畿大学産業理工学部建築デザイン学科卒、2016年入社

設立60周年、「時代の変化に対応」

　熊本の総合建設業におけるリーディングカンパニーの光進建設は今年60周年を迎える。２０２０年には会社初の完工高１００億円を突破し、１１０億円になるなど飛躍を続けている。昨年はカンデオホテルズ熊本新市街、熊本甲佐総合運動公園管理棟、立野ダム管理庁舎などの新築工事が完成。土木工事では九州中央道西原地区改良16期、一般県道砂原四方
寄線（池上工区）池上地区道路改良その４、人吉大橋橋梁災害復旧、などの土木工事も竣工した。現在、熊本市北区役所耐震改修工事や上天草市の「（仮称）ホテル天ノ寂新築工事」などの大型案件が進行中で、受注も順調に推移しているという。
　近年の公共工事について井上社長は「民間企業の資金や経営能力、技術力を活用するＰＦＩ（プライベート・ファイナンス・イニシアティブ）など提案型方式の導入が増えており、社内ではこの変化に対応できる体制を現在構築している」と回答。
　23年度は若手技術者の育成や職場のＤＸ化を進めるという井上社長。「最近では現場監督も書類作成業務が増え、事務所での作業の割合が多くなった。時代の変化に対応し作業の効率化を図りながら、社員が10年後も生き生きと働く事ができるサスティナブルな職場環境づくりを全社あげて取り組む事が重要だ」と意気込みを語った。