��テクノクリエイティブ  
 三嶋 一秀  （みしま　かずひで）

プロフィール

熊本市中央区水前寺出身、1954（昭和29）年6月17日生まれ68歳。九州産業大学造形短期大学部卒。88年�椛麹�プラント設立、99年�潟eクノクリエイティブを設立、2016年持ち株会社の�鰹ｼ濤を設立。20年10月に事業承継を早い段階で進め事業のさらなる発展を追求しようと総合プラントを退任し、現在はテクノクリエイティブの発展のために取り組む。趣味はゴルフ、釣り。座右の銘は「泰然自若」

東京プロマーケット上場、高み目指し革新と挑戦続ける

　昨年１１月、東京証券取引所の東京プロマーケット市場に新規上場を果たした。三嶋社長は「価値ある企業としての信用力・認知度向上、そして組織力強化を図り、より優秀な人材獲得につなげたい。企業のブランド力を高め、革新と挑戦を続ける」と意気込みを語る。時代の変化に柔軟に対応し、先を見据えた挑戦を繰り返しながら創立から24年を迎えた。システム開発、ＩＴシステム運用・保守、製造請負や技術者派遣などで事業拡大を続け、現在は従業員１４５０人の一大プロフェッショナルエンジニア集団に成長している。
　一方、県内では半導体関連産業の従業員向け住環境の整備が急務となる中、同社の持株会社で資産管理会社の�鰹ｼ濤はＴＳＭＣや半導体関連企業向けの賃貸用集合住宅の建設を進めている。合志市竹迫では５棟（１１１戸）建設中で４月に完成。熊本市営楠団地の隣接地には９月末までに５棟（ 51戸）を完成させ、熊本市東区下南部でも４棟の建設を計画している。三嶋社長は「台湾や県外から赴任する方が快適に生活できるよう、円滑なコミュニティ形成につながる住環境を提供したい」と抱負を述べる。「今年は熊本が大きく変わる節目の年。ＩＴ分野、製造分野の総合エンジニアリング企業としてどこまで社会に貢献できるか、各技術教育環境も充実させ、次なる挑戦を続ける」と結んだ。