�鰍mＴＴ西日本アセット・プランニング   
 鈴木 信昭  （すずき　のぶあき）

プロフィール

愛知県名古屋市出身。1967年3月1日生まれの56歳。南山大学卒

不動産利活用で地域発展に貢献

　「ＮＴＴ西日本が所有する不動産のポテンシャルを最大限に活かした利活用」をミッションに掲げ、同社の遊休不動産を25年以上開発し、物件を活用することで事業を拡大してきた。これまで九州各地で複合商業店舗や集合賃貸住宅、駐車場を中心に開発し、近年は福岡市博多区比恵の大規模住宅、北九州市や沖縄県でオフィスビルを開発するなど、事業の幅を広げる。
　直近では長崎県に物流倉庫、熊本県で農業生産施設の拡大、鹿児島県でドラッグストアの建設を計画している。福岡では大濠にあるＮＴＴ西日本の社宅をリノベーションし、賃貸マンションが12月に完成。また、３月には福岡市博多区の西部電気工業�鰍ｪ所有する土地にヤマト運輸の配送センターが完成し、佐賀県でも同社が所有する土地にディスカウントストアを開発している。
　「グループの遊休不動産を利活用してきたノウハウを、企業など民有の土地（民地）での開発に広げていく」と語る鈴木支店長。今後はＮＴＴ西日本資産の活用が限られていく中、民地開発は同社の新たな可能性を示す分野といえる。長年、マーケットの動向や顧客のニーズを汲み取ってきた実績とＮＴＴ西日本グループの信頼力を最大限生かし、「アセット開発を通じて、地域の街づくりに貢献したい」と鈴木支店長は笑顔で語った。