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Leaders 2023熊本のトップ群像

潟lオホーム  
 田中 太一郎  (たなか たいちろう)

  社長
熊本市南区田迎5丁目の本社エントランスにて、田中太一郎社長(中央)と松本隆典常務(左)、松村考晃取締役部長(右)
熊本市南区田迎5丁目の本社エントランスにて、田中太一郎社長(中央)と松本隆典常務(左)、松村考晃取締役部長(右)
プロフィール
1975年9月23日生まれの47歳、熊本市南区上ノ郷出身。96年3月に熊本YMCA学院建築科を卒業後、住宅会社や建築会社などで約20年間にわたり営業職を経験。2016年8月に潟lオホームを設立し、翌年には企画住宅建築のFC事業に着手した。17年7月、創業の地である同市中央区水道町から同区水前寺2丁目に事務所を移し、18年8月に資本金を1,000万円から2,000万円に増資。21年8月、現在地(同市南区田迎5丁目)に本社屋を新築し移転した。趣味はゴルフ
“普遍的で美しく”をコンセプトに、「凛と主張する家」を提案
 「住まいの完成形を探し求めていく。この取り組みに終わりはありません」―
 『豊かさの探求』をテーマに掲げ住宅販売を展開する潟lオホーム。様々な住まい方やライフスタイルを設定し、6タイプの企画住宅をラインナップ。シリーズごとに完成度の高い商品パッケージを用意している。「一生に一度の家づくりだからこそ、顧客の本質的な要望に応えていきたい」と語る田中太一郎社長は、「永く住み続ける家は『良質なベーシック』である方がいい」と続ける。外壁材にガルバリウム鋼板を採用。昨年11月には、大手外装建材メーカー・ケイミュー且蜊テの『ケイミュー・デザイン・アワード2022』で、企画住宅『A―CHIC』(アチック)が『はる・一番賞』を受賞、戸建て部門日本一となった。「商品力の高さが認められ、とても光栄」と笑顔を見せ、普遍的な美しさを持つ「凛と主張する家」の提案に自信をのぞかせる。
 人材育成への取り組みにも余念がない。営業マニュアルの浸透を図るためにオリジナル動画を制作し、営業技術の成熟度を分析するAIを導入。商品の良さを顧客に伝えきるために、営業スタッフの質をより高い水準に引き上げる考えだ。信用力強化と顧客からの信頼性向上などを目的に、株式上場に向けた取り組みも加速させる。「豊かさを創出することで、お客さま、社員、そして社会に貢献していきたい」と熱っぽく語る。
〒862-0962 熊本市南区田迎5-5-10 TEL096(377)7707 FAX096(377)7708 https://www.neohome.jp 設立・創業/2016年8月 資本金/2,000万円 事業内容/建築物設計・工事監理・施工、不動産売買・仲介・賃貸・管理関連業務ほか 売上高/12億760万円(2022年7月期) 役員/代表取締役社長:田中太一郎、常務取締役:松本隆典、取締役部長:松村考晃 従業員数/17人(2023年2月現在)モデルハウス/熊本市南区田迎5丁目(平成けやき通り店)、同市中央区出水7丁目(シーズンテラス出水内)、同市北区植木町滴水、同区飛田4丁目
※この記事内容はくまもと経済3月号(2023年2月28日発行分)の掲載内容です。