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 平木　実  （ひらぎ　みのる）

プロフィール

香川県出身、1962年（昭和37年）4月3日生まれ、60歳。高松工業高等専門学校卒、83年、関西日本電気ソフトウェア�梶i現・ＮＥＣソリューションイノベータ�梶j入社。2015年ＮＥＣソリューションイノベータ�叶ｼ日本支社第2ソリューション事業部長、17年同西日本支社支配人、18年同西日本支社長などを経て、21年4月�鰍jＩＳ顧問に就任。21年6月、社長就任

自社ブランドのパッケージ、システム開発を推進

衛星を使った水道メーターの位置情報管理システムや、４月からリリース予定の看護師向け業務システムなど、自社ブランドによるシステム開発に意欲を見せる地場ソリューション開発・�鰍jＩＳ（熊本市南区幸田１丁目、平木実社長）。平木社長は、昨年からスタートした中期計画の骨子である価値創造事業の開拓に向け、「自社の強みを生かしたパッケージ商品、システム開発を加速させたい」としている。
「商品開発には、柔軟な発想やアイデアが必要です。普段の仕事とは直接関係のない技術や、個人的な趣味であっ
ても、社員の学びにつながることについては、教材費用を会社が負担する支援制度や、新たな価値の創造につなげ
る目的で、部署やプロジェクトの垣根を越えた社員同士の交流も積極的に行っています」。同社では、そうした取
り組みの中から事業のシーズとして可能性のあるアイデアには会社が資金を投資する仕組みがあり、４月にリリースする病棟看護業務のDX「ナースボード」は、こうした試みの中から生まれたという。
　世界的半導体メーカーの進出により、地元経済の発展が期待される中、同社では、地場企業の半導体産業進出に向けた支援に取り組むとしている。
平木社長は「半世紀にわたる半導体関連企業のシステムサポートの実績を生かし、事業の拡大を図るとともに半導体産業進出に向け、業界理解のためのセミナーや人材育成の支援を進めたい」と語った。