九州綜合サービス��  
 尾池千佳子  （おいけちかこ）

プロフィール

熊本市出身、1967(昭和42)年8月29日生まれの56歳。九州女学院(現･ルーテル学院)高校ー日本体育大学体育学部卒。90年熊本電波工業高等専門学校(現･熊本高等専門学校熊本キャンパス)勤務(文部教官)。2001年九州綜合サービス入社。07年6月社長就任。趣味はゴルフ･釣り。(一社)熊本県ビルメンテナンス協会会長。熊本城観光交流サービス取締役、くまもと森都心プラザ管理運営共同企業体代表、はあもにい管理運営共同企業体代表、くまもと県民交流館管理運営共同企業体代表、かがやき館管理運営共同企業体代表

社会に不可欠な“エッセンシャル”な企業へ

　建物・人材サービスのリーディングカンパニー・九州綜合サービス�梶B
　公的施設の指定管理者・ＰＦＩ事業者として多数の実績とノウハウを有し、高い評価を得ている同社。２０１１年10月のオープン以来、指定管理を行う「くまもと森都心プラザ」では、２月10日に来館者１千万人を突破。駅前のランドマークとしてさまざまな機能を有し、今後ますますニーズが高まる同施設で重要な役割を果たしていく。熊本市城南地域物産館「火の君マルシェ」や「荒尾市地域産業交流支援館」などでも指定管理者として再選定を受けている。
　また、感染症制御のスペシャリストである感染制御衛生管理士（ＩＣＣＣ）」認定者が複数在籍。新型コロナ５類移行後も新型コロナやインフルエンザを含め感染症の流行は度々起こっており、建築物の衛生的環境の向上に貢献を続けている。
　多くの施設で給食・配食サービスを担うコントラクトフードサービス事業部では、県内の学校給食センターや複数の小学校で調理業務を再受託。毎月第１土曜日に中央公民館で続ける「こども食堂」も２年目を迎え、同社のＳＤＧｓ活動として引き続き取り組んでいく。
　昨年11月には長年に渡る環境衛生功労が認められ藍綬褒章を受章した尾池千佳子社長。「健康や仕事のやりがい、職場環境、人との関係性に焦点を当てたエンゲージメントを高めるために組織開発に取り組んでいる。社内外の一体化を生むことで総合的に向上できるよう挑戦していく」と意気込む。