トップ Leaders 熊本のトップ群像 医療法人社団 世安会 くまもと乳腺・胃腸外科病院
Leaders 2024熊本のトップ群像

医療法人社団 世安会 くまもと乳腺・胃腸外科病院  
 村本 一浩・澤田 俊彦・柳澤 克嘉  (むらもと・かずひろ さわだ・としひこ やなぎさわ・かつよし)

  理事長・理事病院管理者・理事副院長
(前列左から)澤田俊彦病院管理者、村本一浩理事長、柳澤克嘉副院長、稲吉厚総院長 (後列左から)菊竹高志医師、有馬信之部長、渡邉すぎ子医師、西村令喜院長、谷川富夫副院長
(前列左から)澤田俊彦病院管理者、村本一浩理事長、柳澤克嘉副院長、稲吉厚総院長 (後列左から)菊竹高志医師、有馬信之部長、渡邉すぎ子医師、西村令喜院長、谷川富夫副院長
プロフィール
プロフィール
村本理事長
1957(昭和32)年八代市生まれ。医学博士。熊本大学医学部卒。乳腺外科担当。日本外科学会専門医、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会認定読影医
澤田病院管理者
1960(昭和35)年熊本市生まれ。熊本大学医学部卒。腹腔鏡下手術を中心とする消化器外科担当。日本外科学会専門医
柳澤副院長
1964(昭和39)年東京都生まれ。福岡大学医学部卒。麻酔・疼痛外来担当。日本麻酔科学会専門医
予約制移行でさらに通いやすい病院に
 くまもと乳腺・胃腸外科病院は乳がんの診断、治療をはじめ、胃・大腸内視鏡検査や腹腔鏡手術、抗がん剤、分子標的治療薬による化学療法を柱に開業14年目を迎えた。外来患者数は年々増加傾向で、待ち時間短縮など患者の利便性向上を目指し、4月から予約制に移行する。村本理事長の診療の一部についてはすでに1月から予約を開始している。
 同院では乳腺外科担当の村本理事長と腹腔鏡手術の専門医で消化器系疾患を担当する澤田病院管理者、麻酔科医と手術や疼痛外来を担当する柳澤副院長、病理診断医の有馬部長など常勤8人、そのほか非常勤医師ら専門医によるチーム医療で充実の診療体制を整えている。病理検査室を設置しており、手術前に乳がんの性質や進行度などを診断し、治療方針(手術、抗がん剤、ホルモン剤による治療)を決定している。
 消化器系疾患でも澤田院長を中心に早期の胃がん、大腸がん、胆のう、鼠径ヘルニアなどを治療する腹腔鏡下手術をはじめ腹腔鏡下手術と内視鏡治療とのコンビネーションで胃の粘膜下腫瘍(GIST)を摘出する同時手術も同院ならではの最新治療だ。
 村本理事長は「熊本市住民がん検診『胃がん検診(内視鏡検査)』にも積極的に対応。職員一同おもてなしの心で最高の医療の提供を目指したい」と思いを語った。
〒860-0812 熊本市中央区南熊本4丁目3-5 TEL096(366)1155  【3月から4月以降分のweb予約を開始します。予約はこちらから】 https://chemotopia.jp/
開業/2011(平成23)年1月 診療科目/外科(乳腺・胃腸・胆のう・内視鏡)、内科(乳腺・がん化学療法・疼痛緩和)、麻酔科(ペインクリニック 医師:柳
澤克嘉) 入院施設/41床(内、開放型病床5床) 診療時間/月〜金曜 午前・9:00〜12:30(受付11:30まで)、午後・14:00〜17:30(受付17:00ま
で) 土曜 午前・9:00〜12:30(受付11:00まで) 休診日/日曜日・祝日・第3土曜日 職員数/83人(医師9人)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2024年2月29日発行分)の掲載内容です。