��コスギ不動産ホールディングス  
 小杉 周司  （こすぎしゅうじ）

プロフィール

熊本市出身、1974（昭和49）年6月29日生まれの49歳、東海大学第二高校（現・東海大学附属熊本星翔高校）卒業、福岡の不動産会社勤務後、96年�潟Rスギ不動産入社、常務取締役を経て2018年6月社長、21年10月から現職。趣味はゴルフ、ランニングなど。小杉直相談役の長男

変化への挑戦で成長基盤確立

　コスギ不動産ホールディングスの２０２４年スローガンは「変化への挑戦」。加速するデジタル化やＴＳＭＣ進出等に伴う県外からのプレイヤー進出など、変化をいち早く察知して既成概念を取り除き、挑戦を続ける。
　菊陽、大津エリアでは半導体関連企業集積で建築関係者や社員、その家族の流入が増加。そこで、コスギ不動産ホールディングスは賃貸マンションやテナント整備に注力し、住まいのニーズを捉えている。同社は、菊陽、大津、合志、熊本市を含め賃貸マンションの「ライズシリーズ」、木造２階建てのメゾネットタイプの賃貸アパート「ステラシリーズ」を合計13棟、３６０世帯分を建築し、需要に応えていくことを表明。
　また、同社は小杉竜三取締役を中心とするプロジェクトチームを光の森支店に設けており、昨年末には菊陽町に対して企業版ふるさと納税の寄付も実施した。
　また、関連会社の動向では、阿蘇ハイランド開発�鰍ﾌコスギリゾートは今年リニューアル工事が完了し、次なる施設開発に着手する。菓子製造販売の清正製菓�鰍ﾍ熊本市中央区水道町にチーズケーキ専門店「白い貴婦人」をオープン。�鰍ｩいごのみらいでは、人材派遣会社の�鰍ﾝらいコネクトを設立した。同社は今後、労働環境の整備、デジタル基盤の構築、既存事業のさらなる成長を目指し、創業50周年に向かって歩を進める。