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潟hゥプロジェクト  
 門岡 浩信 門岡 利卓  (かどおかひろのぶ かどおかとしたか)

  社長、専務
2022年11月に完成した新社屋と共に。左が門岡浩信社長、右が門岡利卓専務
2022年11月に完成した新社屋と共に。左が門岡浩信社長、右が門岡利卓専務
プロフィール
かどおか ひろのぶ社長
山都町出身。1960(昭和35)年3月28日生まれ、63歳。熊本工業高校電気科卒。電気工事業などに勤務し、1999年4月熊本市刈草町で泣hゥプロジェクト設立、代表取締役社長就任、2002年株式会社化、2022年本社を熊本市南区近見8丁目に新築。熊本工業高校卒者でつくる熊工経営同友会会長

かどおか としたか専務
熊本市出身。1987(昭和62)年9月29日生まれ、36歳。文徳高校‐第一経済大学(現・日本経済大学)経済学部卒。電気工事業などを経て2013年潟hゥプロジェクト入社、23年専務取締役就任
災害に強い水関連インフラで地域社会に貢献
 熊本市南区近見に本社を置く潟hゥプロジェクトは、上下水道や農業用水施設などの電気・機械設備工事や保守管理を主業務とし、水に関するインフラ整備により、ライフラインに欠かせない存在として地域社会の未来をサポートしている。特に洪水などを防ぐ排水機場の施工やメンテナンスに長け、県や各市町村が主要取引先である。
 電気部門と機械部門では、地震などの災害に強い設備を提供し、浸水や断水を未然に防ぐ上下水道設備工事に従事。メンテナンス部門では、緊急時に備えた365日の支援体制と定期的なメンテナンスを通じて県民の安心・安全をつくっている。また、近年はITシステムを活用したクラウド監視システムを導入中で、効率化や省力化に取り組む。豪雨災害の際には復旧工事に尽力。農業用揚水機場の復旧などに全社を挙げて取り組んだ。また、同社は実年ソフトボールチームの名門でもあり、第32回西日本実年ソフトボール大会で優勝、過去には全国優勝も経験している。
 2022年11月には本社を南区砂原町から同区近見8丁目に移転し、約3倍の広さの新社屋が完成した。BCP対策の一環として、非常時用備品倉庫なども設置しており、社員の採用にも貢献しているという。門岡社長は「変化する環境に合わせて地域社会に貢献したい」笑顔で語る。
〒861-4101 熊本市南区近見8-14-1 TEL096(357)0700 FAX096(357)0701 https://doproject.co.jp/
設立/1999年 資本金/2千万円 従業員数/23人 売上高/8億500万円(2023年7月期) 事業内容/電気部門:上下水道、プラント動力計装工事、遠隔監視システム工事、小水力、太陽光発電設備工事、一般電気設備工事 機械部門:上下水道水処理機械設備工事、農業用水、排水ポンプ設備工事 メンテナンス部門:前記に係る保守点検、設備補修工事
※この記事内容はくまもと経済3月号(2024年2月29日発行分)の掲載内容です。