�渇ﾍ田印刷  
 河田 猛宏　山下 康則  （かわた たけひろ　やました やすのり）

プロフィール

かわた たけひろ社長
熊本市東区出身、1987（昭和62）年2月8日生まれの37歳、亜細亜大学経済学部経済学科卒業、2009年4月東京の水上印刷�鞄�社、その後12年4月�渇ﾍ田印刷に入社、19年6月専務取締役、20年6月社長に就任。趣味はゴルフ

やました やすのり専務
熊本市出身。1982（昭和57）年8月30日生まれの41歳。佐賀大学理工学部卒。ＩＴシステム開発や印刷業などの勤務を経て2022年同社に入社し専務取締役就任

印刷×デジタルで予想を超える伴走型サービス

　創業から61年の歴史を誇る河田印刷は、印刷業界の伝統的な枠を超え、ハード面とソフト面の両方に焦点を当てた事業展開に取り組んでいる。印刷物の電子書籍化やデジタル化支援など、付加価値が高く、新しいサービスを提供することで、印刷業界に新風を起こすことを目指す。
　顧客のニーズに合わせて幅広いサービスを展開し、効果測定や費用対効果の提出などを通じて確かな信頼関係を構築。ＳＮＳの公式アカウント作成や運用サポート、会話の自動テキスト化エンジンのコンサルティング、クロスメディアやＤＸ支援など、これまでの経験を生かしたデジタル分野の新しいサービスも提供している。ハード面では、最新鋭のＡ全ハイブリッドＵＶ印刷機や、無線綴じ12鞍、中綴じ７鞍の県内屈指のラインでページの多い冊子も一度に高品質かつ効率的な製本が可能となっている。近年は高速自動封入・封緘機を導入。デザインから印刷、仕分け、ラベル貼付、発送までワンストップで受注できる体制を整えた。
　さらに、社員の働きやすい環境づくりや処遇改善、福利厚生の充実など、従業員満足度向上へ社内改革にも積極的に取り組んでいる。河田社長は「印刷業界の枠にとらわれることなく、お客様と社員、会社の伴走型で予想を超える最良のパートナーシップを目指す」とし、印刷だけでなくその先の可能性を模索していく。