Leaders 2024熊本のトップ群像

光進建設  
 井上 雄一朗 近藤 誠也 左座 正千代  (いのうえゆういちろう こんどうせいや ぞうざまさちよ)

  取締役社長室室長 社長 取締役人吉支店長
プロフィール
井上社長室室長
熊本市出身、1993(平成5)年10月7日生まれの30歳、熊本マリスト学園中学校・高等学校、近畿大学産業理工学部建築デザイン学科卒、2016年入社、2023年6月から現職
近藤社長
熊本市出身、1961(昭和36)年6月10日生まれの62歳、熊本商業高校卒、1980年〜2015年まで熊本銀行に勤務、15年光進建設鞄社、常務取締役を経て16年に取締役副社長に就任、2023年6月から現職
左座人吉支店長
八代市泉町出身1964(昭和39)年1月10日生まれ、60歳、県立球磨農業高等学校土木課卒、82年4月入社、土木部長を経て2024年1月から現職
地場企業と連携し地域経済活性化に寄与
昨年6月に近藤誠也副社長が社長に昇格し、創立60年の節目を新体制で迎えた光進建設。記念祝賀会で近藤社長は「責任の重さに身の引き締まる思い。微力だが光進建設の更なる発展のため、全身全霊で努めてまいる所存」とあいさつ。
昨年は「ニトリ熊本大津店」、「熊本県司法書士会新会館」、「菊陽町総合体育館」などの新築工事が完成。現在では「JAやつしろ新本所」、特別養護老人ホーム「うえきの郷」などが進行中で、受注も順調に推移しているという。また近年はPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)など提案型方式の導入が増加傾向にあるといい、昨年は「高平団地・大窪団地集約建替事業」の事業者に同社を代表とするグループが選定された。また荒尾競馬場跡地の再開発事業である「荒尾市ウェルネス拠点施設整備・運営事業」についても同社が建設を担当するグループが選定され、道の駅や保険・福祉・子育て施設、交流機能を持つ広場を建設する。両案件共に今年から着工する。
PFIなど官民連携事業が今後も増えると予想する近藤社長は「地元の企業が業種の垣根を越えて提携し、参画することが地場企業の育成と地域経済活性化に寄与すると期待している。協力企業の組織である『太樹會』をはじめ多くの皆さまとの信頼の絆を引き継ぎ、これからも大切に紡いでいきたい」と語った。
〒861-8035 熊本市東区御領2-28-1 TEL096(380)1231 http://www.kosin-k.co.jp
創業・設立/1964(昭和39)年6月 資本金/8,000万円 事業内容/総合建設業 従業員数/73人(1月末現在) 出先/人吉支店(球磨郡町村7営業所) 関連企業/光進商事梶A褐進会介護(有料老人ホーム大寿園)、社会福祉法人光進会(養護老人ホーム光進園、よろこび保育園、第二よろこび保育園、特別養護老人ホーム喜寿園、グループホーム光喜園、グループホーム第二光喜園)、医療法人社団光進会(光進会クリニック)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2024年2月29日発行分)の掲載内容です。