�潟�ネザワ  
 米澤 房朝  （よねざわ ふさとも）

プロフィール

合志市出身、1944(昭和19)年2月1日生まれ、80歳。鎮西高校卒。趣味は仕事。座右の銘は｢冬来たりなば、春遠からじ｣。何事にも良い時とそうでない時がある。前向きに考えながらも、良い時に有頂天にならず、また冬があるということも忘れてはいけない。 自分に対する応援の言葉であり、戒めの言葉でもある

創業50周年、10年先を見据えた新体制へ

　1974年、米澤房朝社長がちょうど30歳の誕生日に創業し、今年で50周年を迎える�潟�ネザワ。メガネは医療機器であり、安心して購入できる専門店のイメージを創業以来、常に大切にしてきた。
　声優・小池朝雄さんの「うちのかみさんがね、メガネはヨネザワがいいと言うもんでねえ」と話しかけるコマーシャルに始まり、これまで多くの俳優や著名人を起用し、メガネの専門店としてのイメージ浸透に取り組んできた半世紀を振り返る。
　米澤社長は「向こう三軒両隣の方々に感謝の思いを伝え、今こそ創業の原点を大切にしたい」と50周年への思いを語る。
　米澤社長は80歳を機に、代表取締役社長を柴田賢示専務に継承し、新たな経営体制で�潟�ネザワをスタートさせる。「��思想�≠ﾍ��戦略�≠ﾉ優先し、��戦略�≠ﾍ��組織�≠ﾉ優先する。��組織�≠ﾉ人が息づいて��人�≠ｪ��戦術�≠�行う。目先ではなく、10年先を見据えた戦略で組織づくりをしていきたい」と新体制の飛躍に期待を込める。
　商業界全国連合同友会会長を経て、現在、九州連合会会長を務める米澤社長。「これからが楽しみ」と、今後は商人を元気にするため、商売の成功例を学び、広げていく商業界の発展に貢献していきたいと熱意を燃やす。生涯現役のエネルギーを感じる。